鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4765回】 営業マンの育成は、プロ野球選手の育成が参考になる

2024年01月16日 | 住宅コンサルタントとして

住宅会社の経営にはいろんな問題がつきものですが、

現代の課題の一つは、若手営業マンの育成だと思います。

 

家1棟のご契約をいただく大変さは、

今から15年前と比較すると難易度が相当、上がっています。

 

更に近年の物価高と建築資材の高騰により、

そこそこ収入が高いお客様しか家を建てられなくなった今、

その難易度は高まる一方です。

 

だから、若い営業マンが成果を出しづらくなってきているのです。

 

でも、こういう厳しい時代に若手営業マンを育て上げた会社が

次の時代の勝者となっていくことは明白です。

 

私は個人的に、全ての若手スタッフさんを

平等に育てることは難しいと思っています。

 

イメージとしては、プロ野球選手の育成に近い形で

育成計画を会社側が立てていく必要があるか、と。

 

例えば、今、球界を代表する巨人の岡本選手、

それからヤクルトの村上選手は、

高卒で入団してきましたが、

打撃の技術もまだまだ、

更には守備でエラーを連発しても、

当時の監督は試合に出し続けました。

 

もちろん、岡本選手や村上選手はドラフト1位入団ですし、

入団前から期待されていた、ということもあるでしょうし、

両選手の練習に対するスタンスも素晴らしかったのでしょう。

 

でもチームとして、「絶対にこの選手を育てる!」という、

強い意志で使い続けたことによって、育ったと思うのです。

 

「絶対にこの営業マンを育てる」という強い意志を持って

打席に立ってもらうようにしていかないと、

今の時代、なかなか営業マンって育ちずらいと思っています。

 

そして営業マンの立場で言えば、

会社・上司から「この営業マンを育てたい」と思ってもらえるよう、

日頃からの学ぶ姿勢、仕事に向き合う姿勢が重要なのです。

 

コツコツと努力をしているからこそ、

上司や会社は成長させたい、と思ってくれるのです。

 

コツコツ努力しない。

決めたことをやらない。

自分に甘い。

結果を出そうという気概が感じられない。

 

こういう営業マンだと、打席を与えてもらえなくなっていくでしょう。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【4764回】 料理の腕前 | トップ | 【4766回】 未経験でも... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅コンサルタントとして」カテゴリの最新記事