鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1020回】 強運

2013年10月16日 | 住宅コンサルタントとして
私の年間総労働時間は、約4000時間です。
(自宅やホテルでチラシや記事を書いている時間や調べ物をしている時間を除く)

そのうち、コンサルティングをさせていただいている時間は約2200時間で、
残りの1800時間は移動時間です。

年間に飛行機に搭乗するのは、約150回。
新幹線に乗るのは年間約400回以上。
ホテル宿泊は、年間約150泊。

世間一般的に言うと、毎日が出張です。

日本全国、更には海外を移動するような生活をするようになって8年。
これまで、天候が原因で目的地に到着出来なかったのは、
関東地方のクライアント様に行く際に新幹線が台風で完全にストップしていた1回だけです。

地震や台風などの災害で行けなかったことは、それ以外にはありません。
(交通機関が遅れることは、特に冬場はどうしても増えてしまいますが・・・)

正直、自分は仕事運に関して最高レベルだと思っています。
仕事の神様がいるとしたら、絶対に仕事の神様に応援されているのでしょう。

昨日は、中部国際空港から福岡空港に入る予定でした。
しかしながら、あいにく強い勢力の台風が・・・。

私が手配していた中部国際空港発福岡空港行きは、何とか飛び立ちましたが、
1便後だと欠航になっていました・・・(汗)。

更に本日は福岡空港から夜、羽田空港に移動しますが、
これも朝の移動だと全便欠航でした。

仕事をキャンセルすることなく、予定通りに行うことが出来て、本当にツイているなぁ、と感じます。

個人的な習慣ですが、いつも飛行機が目的地に事故なく到着した際に、
手を合わせて感謝するようにしています。
また、クライアント様の社長やスタッフさんとお会いする前に、
お仕事をさせていただいていることに感謝するようにしています。
そして、休みがほとんどなく、家にほとんど居なくても文句ひとつ言わない家内に対しても、
やはりメチャメチャ感謝しています。

無事につけること。
お客様が居て下さること。
仕事に打ち込める環境をつくってもらっていること。

こうしたことは当たり前のことでは無く、本当にありがたいことだと思っています。
こういう気持ちに自然となっているので、仕事運に関して、私は強運なのかもしれません。

皆さんは、今の環境に感謝をすることが出来ていますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第1019回】 人様とのつながり

2013年10月15日 | 住宅コンサルタントとして
今はおかげ様で、本当にいろんな方々と素敵な出会いやご縁があり、
充実した毎日を過ごすことが出来ています。

こうした現状は、全ていろんな方々に助けていただいてきたおかげで出来ています。

自分がこうしたご恩を頂戴しているだけては、絶対に罰があたる。
世の中のためになっていない。

個人的にそう考えておりますので、私自身は出来る限り、キラリと光る方がいれば、
その方の長所が活かせる方向で、いろんな方をご紹介させていただくことがあります。

そしていろんなクライアント様にご紹介をさせていただいたスペシャリストが、
本当に各クライアント様に受け入れられ、評価されているのを拝見すると、
何だかとても嬉しくなります。

皆さん、本当に一所懸命お仕事をされますし、
何より人柄も良いので、各クライアント様に本当に愛されてる感じがします。

人は、人との出会いの中で、新たに飛躍するチャンスを発見したり、
人生を変えるようなきっかけを掴んだりします。
だからこそ、人様とのご縁は大切にしなければならないのです。

今、目の前の方とのご縁に感謝する。
今、自分を雇ってくれている会社(経営者)、今、自社で働いて下さっているスタッフに感謝する。
今、自分と仲良く付き合ってくれている友人に感謝する。
そして一緒に暮らしてくれる家族にも、もちろん感謝する。

こうしたことが当たり前に出来る人は、人生が絶対に良い方向に変っていくと思います。

人様とのつながりを大切に出来ていますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第1018回】 常に意識していることは、量

2013年10月14日 | 住宅コンサルタントとして
以前、このブログの中で自分の中に残っている言葉として、

「工務店様の繁栄なくして販売店様の繁栄なし
販売店様の繁栄なくしてトステムの繁栄なし」

という言葉が自分の中に残っているということを書きましたが、
それ以外にも常に意識している考え方があります。

それは、

「量は質に転換する」

ということです。

この考え方は、25歳の頃に手にした、中谷彰宏さんの本の中から、
すーっと自分の中に入ってきました。

一流のコピーライターが、名コピーを生み出すまでのプロセスが書かれていたのですが、
とにかく一流のライターさんは、軽く100を超えるようなアイデアを
どんどんアウトプット出来るそうなのです。

最初の30や50のアイデアは、一般の方のアイデアとさほど差がないのですが、
100を超えたあたりから素晴らしい切れ味のコピーが突如生まれたりする、というような内容が、
その本の中に書かれていました。

だから、とにかく量をこなせないといけない、と・・・。

ライターさん、ADさん、作家さんなどの世界で一流と言われる人は、
とにかく圧倒的な量をこなせるそうなのですね。

単純な私は、その本を読んで以来、とにかく長い時間、働いて量をこなすことを意識しました。
いわゆる、「量稽古」を徹底したのです。

そしてコンサルタントに転職しても、とにかくこだわったのは量。
とにかく量を減らさず、自分に負荷をかけるということを徹底しています。

そのクセが治らず、もう40を超えたオッサンなのに、未だに量を意識して仕事をしています。

人の数倍の量をやり続けることで、今の自分があると思っています。
ですから、50歳になっても量にこだわっていたいです。

そもそも、今年本格的にジムに行き始めたのは、体力と筋力をつけるためというのが目的で、
腰痛や肩こりがひどくて、この調子でいくと後数年で体がダメになるなぁ、と感じたのがきっかけです。

まだまだ量にこだわって、質を高めていきたいと思っています。

皆さんの座右の銘となっているのは、どんな言葉ですか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第1017回】 商売の基本

2013年10月13日 | 住宅コンサルタントとして
経営者であろうが、幹部であろうが、サラリーマンであろうが、
これからの時代、全員、商人にならなければならないと個人的に思っています。

少なくとも、言われたことしかやらない、前例の無いことは出来ない公務員的な発想の人は、
お客様からも会社からも必要とされなくなるのは目に見えています。

ですから、商人道を追求していかなくてはなりません。

商人とは、私の勝手な解釈では、

・お客様に可愛がられたり応援していただけるような人間性を有している
・今のお客様とのお付き合いが深くなりながら、少しずつ紹介が増えていき、顧客の輪が広がっていく
・常に新しく売るための商品やサービスが改善・改良・開発されている

というようなイメージです。

要するに、お客様の輪が広がっていくような仕事が日々、出来ているかどうか、ということが
商売の基本だということです。

私自身は、経営コンサルタントになって2年半を過ぎた頃に、
この商売の基本を追求していこうと決めました。

まだまだ未熟ですが、目指している方向はずっと変わっておりません。
おかげさまで、5年以上お付き合いが続いているクライアント様が大半ですし、
各クライアント様同士、本当に仲が良いことも本当にありがたく思っています。

そして、そのクライアント様の輪が広がっていることが、本当にありがたい・・・。
少なくとも、自分自身が商人の道を歩いていなければ、説得力が無いと思いますが、
今のところ、何とかその道を歩むことが出来ているのではないかと自分なりに思っています。

そしてこの道を歩んでいくことが、住宅会社様、建築資材販売会社様、住宅資材メーカー様にとっても、
絶対に間違いないことだと信じています。

急成長はしなくとも、足腰が強い会社。
長期に渡って、安定成長していける会社。
お客様に応援され、顧客の輪が自然と広がっていく会社。

クライアント様にそんな商売の基本を押さえ、商売の王道を進んでいっていただくために、
自分はどんなお手伝いが出来るのだろう?
そんなことを日々考え、いろんなことを学び、実行に移していくことを目指しています。

皆さんの会社、それから皆さん自身、商売の基本をしっかりと押さえることが出来ていますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第1016回】 駆け込み受注があっても・・・

2013年10月12日 | 住宅コンサルタントとして
最近、無性にお腹が空いてしまう、鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

食欲の秋、恐ろしいですね・・・。
なかなか食欲をセーブできないので、運動をちゃんとするしかなさそうです・・・(汗)。

さて、おそらくはほとんどの住宅会社さんにとって、
2013年9月は過去最高の受注だったのではないでしょうか?

ご縁を頂戴している各クライアント様の9月の結果は、バラツキはありますが、
驚異的なクライアント様だと、例年の3倍以上の受注という先も出ており、
駆け込み需要があったことを確認出来た月でもありました。

当然、各社様は10月、11月と受注後の仕様決めなどの仕事に追われ、
かなり忙しい日々を過ごすことが予測されます。

しかしながら、駆け込み受注をいただけたからといって、油断したり気を抜かないようにお願いしています。

個人的な予想ですが、年明けからはかなりお客様の動きが悪くなるかと思います。
よってこの時期、忙しいのは分かるけれども何とかもうひと踏ん張りして、
市場に対して仕掛けていただきたいと思っています。

住宅会社における修羅場は、来年年初から起こります。
そしてそれは、消費税10%になる前に一時的に緩和されるでしょうが、しばらくは続くと思われます。

これからの時代、一昔前の勝ち組同士の戦いが始まります。
ちょっと前の競争とは異なる、レベルの高い争いがスタートするでしょう。

そんな中でも、しっかりと勝ち残って、家づくりを託して下さったお客様に対し、責任を全うし、
更に社員さんを雇用し続けなければなりません(非協力的な社員さんは別です)。

ですので、少しでも受注残を確保すべく、この秋は何とか走り切っていただきたいと思っています。

予想外の受注があると、人間、ついつい気を抜いてしまいますが、
何とかもうひと踏ん張りして、冬の時代に備えましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第1015回】 仕事が変化していく

2013年10月11日 | 住宅コンサルタントとして
ここの所、猛烈に睡眠不足の鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。

ありがたいことに、お仕事がパンパンで、
昨日も本当はジムに行きたかったのですが、
納期に間に合わせるために、仕事に没頭しておりました。

さて、私の仕事は、世間一般に言うと、経営コンサルタントという職種になるのですが、
おそらく数年先は、やっている仕事の職種がコンサルタントというよりは、ちょっと違う感じになるかなぁ、
と思っております。

イメージで言うと、プロデューサー的な仕事のウエイトが増えていく予感がしています。

クライアント様にいろんな企画を提案し、その企画を実行に移していくために、
いろんな方とのコラボを企画したり、その企画をおこなうための裏方的仕事をおこなったりすることが、
今よりももっと増えていくような気がしています。

料理人は、常に新しい創作メニューを開発したり、経営者であれば新しい業態を開発しなくてはなりません。
芸人さんは、常に新しいジャンルの芸に挑戦しなければなりません。

もちろん、営業マンも3年前と同じ営業スタイルを続けていてはいけません。
設計さんも、常に新しい発想やデザインを生み出していかなくてはなりません。
現場監督も、現場管理のやり方を進化させなくてはなりません。

どの職種の人でも、常に仕事の質や内容が変化していかなくては、
通用しなくなってしまうと個人的に思っています。
だって、市場もお客様の嗜好もライバルも、全てが進化成長していっているわけですから・・・。

ですから、私自身も自分の仕事が変化していくことが当然だと思っています。

数年前と同じレベルの仕事をしてしまってはいませんか?
自分がやっている仕事は変化していますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第1014回】 若い頃の苦労

2013年10月10日 | 住宅コンサルタントとして
さぼっている訳ではない。
一所懸命、仕事をしている。

でも、時間を注いだ割に、結果が伴っていない。
結果が出ないことに、焦りをどこかで感じている。
それがお客様にも伝わってしまうので、なおさら結果につながらない・・・。

こういう経験は、営業マンやビジネスパーソンであれば誰にでもあるでしょう。
もちろん、私にもありました。

20代の頃、まだ営業の本質を分かっていなかったこともあって、
全然お客様に買っていただくことが出来ませんでした。

当時、私はシステムキッチンやシステムバスを売る営業マンだったのですが、
北海道で当時、圧倒的なシェアを持っていたのが江本工業という会社でした。
(今はエア・ウォーターさんに吸収されていると思います)

江本工業さんの商品の特長は、

・断熱サポートという副資材があり、大工さんの断熱工事や設置がラク
・コーキングを目に見えるところに使わないので、メンテナンス性が良い
・安い

ということであり、いずれも自社には対応出来ませんでした。

そんな中、私は全く売れないのに、コンスタントに売っている先輩が、やはりちゃんといるのです。

社内の会議の発表でも、ロープレでも、全然自分の方がスキルがあると思うのですが、
結果はその先輩には全くかなわないのです。

そこで、どうやったらお客様から買っていただけるのかということを
真剣にいろんな先輩に訊きまくっていました。

その結果、見えてきたのは、お客様にどれだけ可愛がっていただいているのかで、
商品が多少劣っていても、価格が多少高くとも買っていただけるということでした。

その先輩は、とにかくお客様から可愛がられまくっていたのです。

自分が買っていただけない理由は、商品でも価格のせいでない。
単に、お客様に可愛がっていただいていないからだ。

そんな基本的なことを理解するのに1年以上かかっていました。

お客様に可愛がっていただくために、自虐ネタをたくさん考え、とにかくウケる話をする。
お役に立てることを何でもする。
(お客様の事務所に他社商品が届いた時でも荷卸しを手伝う、
朝礼前にお客様のところにいって、朝礼を一緒にやって、更に掃除も一緒にする、
その会社の行事にお付き合いする、などなど)
お客様が好きなことに対して自分も興味を持ち、やった感想を必ず報告にいく。

こんなことをずっとやっていると、情で買って下さるようになってきたのです。

そして、一旦使っていただいたからには、納品や工事完了まで責任を持って管理をする。
商品が納材されるのを口実に、やたらと現場に行き、職人さんたちと仲良くなる。
採用していただき、上司も本当に喜んでくれているし、今度、挨拶に来たいとい言っているので、
是非社長のお時間を頂戴したいのですが、と申し出る。

こちらの嬉しい気持ちをお伝えするために、いろいろと考えてやっていました。

その結果、商品が多少劣ろうが、価格が多少高かろうが、
可愛がっていただければ、チャンスはきっと来るということを体感できたのです。

20代の頃に、いろいろと苦労しましたが、こうした商いの本質を何となく理解出来たことは、
本当に大きかったと思います。

楽に売れる商品を扱っていたら、スランプに陥った時に商品のせいにばかりしていたかもしれません。

そう考えると、若い頃の自分の環境は、本当に恵まれていたなぁ、と思う今日この頃です。

若いうちに苦労することは、きっと将来、プラスになることでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第1013回】 変なお客様とお付き合いしないために・・・

2013年10月09日 | 住宅コンサルタントとして
衣料品のしまむらさんの店員さんに土下座をさせた、クレーマーが逮捕されました。
また、餃子の王将さんの金沢店の中で裸になったホストの人たちも逮捕されました。

何だか、お客様の立場を利用して、あまりにも非常識で頭のおかしい人が、
増えているような気がします。

ブランド品で身を固め、携帯も最新の機種を持っているのに給食費を払わないバカ親もいたり、
ちょっと日本人としての品格を持っていない輩がいるのは残念なことです。

ただ、こうした関わりたくない人は、今後も増えていくような気が、残念ながらしています。

問題は、こういうたちの悪い方(個人的にはお客様とは思いません)と接した自社のスタッフが、
その辛さで病気になったり、会社を辞めたくなったりしないかということです。

そういうことを回避するためにも、たちの悪いお客様を基本的に自社はお客様にしない、
というような考えが必要になってくるでしょう。

また、緊急事態の際に、どのように対応するのかということを考えておかなくてはならないでしょう。

お客様である立場を利用し、売り手側に過度の要求や暴言を吐く人をお客様にしない。
もっと言えば、お客様を選ぶことも、これからの時代、重要になってくるでしょう。

そのために、目先の数字に困らないような商売を常におこなっていなくてはなりません。
余裕ある経営をすることで、変な人をお客様にしないという選択肢が生まれるのです。

そのために、正しい商いをコツコツと実践し、万全な状態をつくっておきたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第1012回】 商品力&価格力だけでは決まらないのが商売

2013年10月08日 | 住宅コンサルタントとして
いろんな営業マンとお話をさせていただいているおかげで、
その営業マンが伸びる人か伸びない人かは、すぐに分かるようになりました。

伸びない営業マンは、

「価格が高い」
「この商品は、お客様のニーズに合っていない」
「他社よりも高くて、こんなの売れる訳がない」

などと、売れない理由ばかり挙げます。

そしてそういう人は、モノが売れるか売れないかは、
商品力と価格力だけで決まると思っているのですね。

しかしながら、こういう感覚は120%間違っています。
少なくとも、そういう発想でいる限り、正しい発展はしていかないのです。

では、商売の結果は何で決まるか?

商品力・価格力も確かに大切ですが、まず第一に来なくてはならないのは、
お客様に可愛がられたり、好かれたりすることです。

今の時代、嫌な人や好感が持てない人からは、モノを買いたくないですし、
もっと言うと話すら聴きたくないのです。

その地域で長い間、ずっと安定して好業績を続けている企業は、
どんな業態であれ、お客様からもの凄く可愛がられています。

スタッフの人間教育に力を入れ、とにかくお客様を大切にする考えを持っておられ、
かつスタッフの方に素直さと謙虚さこそが大事だということを教育されています。

そういう会社を訪れると、好感度が低い会社との違いは本当に明らかです。
(稀にそういう空気の違いを全く理解出来ないオッサンがいるのですが、
そういうオッサンをお客様の前に出すのは、個人的に大反対です)

B to Cだろうが、B to Bだろうが、お客様に可愛がられ、好かれることが商売の基本です。
ネット販売の世界も同じです。

お客様に好かれる、可愛がってもらうために、どんなことに取り組んでいますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第1011回】 結果よりもプロセスを高めておく

2013年10月07日 | 住宅コンサルタントとして
以前にも同じようなことをこのブログの記事で書いたと思いますが、
とても重要なことなので、再度書いておきたいと思います。

個人的な考えですが、商売とはそもそも10年単位で見なければなりません。
目先の1~2年の業績が良かったところで、10年後に業績も落ち、
更にエリア内における信頼や評判もガタ落ちであれば、完全なる失敗だと思っています。

長期的に業績が安定成長し、更にお客様から応援していただけるような商売をしていかなくては、
正直、あまり意味が無いとも思っています。

そのために、どういう状況であることが理想なのか?

これも個人的見解ですが、
私の理想は「10努力して、結果がまだ2~3程度しか出ていないこと」だと思っています。
逆に「10努力して10成果が出ている」というのは、マズイと思いますし、
「10努力して15成果が出ている」というのは、もう崩壊する寸前だと感じてしまいます。

努力以上の結果が出ることを「まぐれ」と言いますが、商売にまぐれはないのです。

しかしながら、まぐれを実力と勘違いしたり、まぐれをありがたがる傾向を持っている経営者がいることも事実。

何で、目先のことしか考えないのでしょうね???

また、この頑張りと言うのは、商品開発や営業、マーケティングもそうなのですが、
採用や組織の風土づくりといったことも当然ながら含まれます。

当然、業績が上がっていけば、組織が多少なりとも大きくなるわけで、
そうなる前に強い組織を作っておく必要があります。

だから、採用や風土づくりは不可欠なのですね。

ありとあらゆる面で、成果以上の努力をしておく。
私も常に意識しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第1010回】 大阪のノリを久しぶりに味わう

2013年10月06日 | 人として
先日、大阪にあるクライアント様にお伺いする前に、コンビニに寄りました。
今、ちょっと体調を崩しているので、栄養ドリンクとのど飴を購入するためです。

ちょっと小腹が空いていたので、おにぎりも1個購入することに・・・。

それらの商品を持って、レジに到着すると、レジのおばさんが、

「お兄さん、風邪~???」

と、大きな声で話しかけてこられました。

「ええ、ちょっと喉がやられてまして・・・」
と私。

「この時期、体調崩しやすいから、このドリンク飲んで、元気出して~!!!」

更に、代金をお支払し、商品を受け取り、お店を出ようとすると、

「元気出して~!!!いってらっしゃ~い!!!」

と笑顔で手を振ってくれました。

そしてお店の外で栄養ドリンクを開け、一気に飲んだ後、
先ほど買ったおにぎりを食べていると、レジのおばさんが外に出てきて、

「お兄さん、先におにぎり、後で栄養ドリンク飲まな、アカンやん、も~っ!!!」

となぜかちょっと怒られた後、

「今日もお仕事、頑張って~!!!」

と再度、笑顔で見送っていただくことに・・・。

私が心の中で、「あんたは、俺のオカンかっ!!!」と突っ込んだことは言うまでも無いでしょう・・・。

このあたたかさ、そして人の領域にガンガンと入ってくる厚かましさこそが、大阪の良いところです。

ずっと大阪で育った私は、高校を卒業した後、
京都(4年)-北海道(9年半)―兵庫(半年)-滋賀(8年)と22年間、大阪を離れているのですが、
久しぶりに大阪のおばちゃんのノリに触れ、とても楽しかったです。

とにかく、目の前の相手が何か面白いことや変わったことをすると、
ツッコミを入れない訳にはいかないのが、コテコテの大阪人。

ツッコミをタイミングよく入れるために、相手をしっかりと観察する。
そして反射的に面白い言葉を発するトレーニングを無意識のうちにずっとしているのです。

こうした環境で育ち、ツッコミをタイミング良く入れられるようになったことが、
今の自分の仕事にとても役立っています。

これからたまに大阪に行くことが増えますが、
大阪のおばちゃんのコテコテに触れ、トークやツッコミの切れ味を鋭く出来るよう、
鍛えていきたいと思っています(←って、なんのこっちゃ!)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第1009回】 新しいご縁

2013年10月05日 | 住宅コンサルタントとして
このお仕事をさせていただくようになって8年。
素晴らしいクライアント様とのご縁がありがたいことにたくさんあります。

ここ数年は、いろんなクライアント様からのご紹介やつながりで、
新しいクライアント様とのお付き合いがはじまるケースがほとんど・・・。

昨日は、これから新しいお付き合いがはじまるクライアント様と夜、
お食事をご一緒させていただいておりました。

お付き合いがスタートするにあたって、私は正直に思ったことをお話するようにしています。
自分の実力以上の期待をいただいても、力以上のことは出来ない訳ですし、
何よりも商売において、正直であることが一番大事だと思っています。

ですので、昨日も

「コンサルタントに出来ることなんて、ライターで言うと火花を起こす程度のことでしかなく、
結果が出ているのは全てクライアント様の努力の賜物でしかありません」

という、自分の持論をお伝えしたり、

「素晴らしいクライアント様にご協力をいただきながら、
自分のお伝えしたいことをクライアント様に気付いていただくようにしています」

という、自分のスタイルをお伝えしたりしておりました。

途中からかなり酔っぱらってしまって、思っていることを言いまくっていたような・・・。
御無礼が無かったか、ちょっと心配です(笑)。

年々、自分が思っているのは、「コンサルタントが出来ることなどたかが知れている」ということ。

そして、コンサルタントがやらなくてはいけないのは、
時代の流れにあった決定をクライアント様にしていただくことや、
その決定を出来る限り多くのスタッフさんが納得できる状況をつくるお手伝いだと思っています。

どこまでお役に立てるのかは分かりませんが、ご縁に感謝し、
出来る限りのことをやっていこう!
少しでもお役に立てるよう、日々自己研鑽していこうと思っております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第1008回】 自分の心の中に残っている言葉

2013年10月04日 | 住宅コンサルタントとして
社会人になって17年。
起業するまでに、2つの会社にお世話になり、
その会社、それから数えきれないたくさんのお客様からいろんなことを学ばせていただきました。

そんな中で、自分の心の中にいまでもしっかりと残っている言葉がいくつかあります。

それらは私にとって、今でも重くて、本当に価値ある言葉です。

私が社会に出て、最初にお世話になったのは、トステム(現LIXIL)でした。

私が入社した頃は、まだ本社が東京の江東区にあって、
創業者の潮田健次郎さんがまだ社長をされていました。

潮田健次郎さんがおっしゃった言葉かどうかは分かりませんが、
当時のトステムの社内でしょっちゅう耳にした言葉があります。
そして、それが最も私の心の中に残っています。

その言葉とは、

「工務店様の繁栄無くして、販売店様の繁栄無し。
販売店様の繁栄無くして、トステムの繁栄無し」

というものでした。

自社の売上のことだけを考えるな。
工務店様、販売店様と、自社の商品を買って下さるお客様が繁栄していかないと、
我が社の売上も安定して伸びていかないのだ。
だから、お客様の商売がうまくいくように、我々はいろんなことを勉強して、
実行に移していかなくてはならないのだ。
それでこそ、我が社も長年に渡って、繁栄することが出来るのだ。

このようなことを言っているのだろうと自分なりに受け取りました。
そして、この言葉に猛烈に共感した私は、とにかく商売のこと、
建築業界のことを自分なりに勉強するようになりました。

当時、中谷彰宏さんの本にハマっていた私は、毎月のお小遣いの3分の2を本代に突っ込み、
「レストラン王になろう」「ホテル王になろう」「あなたのお客様になりたい」
などの中谷さんの商売に関する本を読み漁り、
商売の本質的なことを自分なりに勉強していきました。

そして自分が学んだことを当時、担当させていただいていた工務店さんにお伝えし、
新しい取り組みを提案してそのお手伝いをさせていただいたりしたことが、
経営そのものに興味を持つきっかけになったのです。

自分が担当させていただいている工務店さんの受注が順調に伸びれば、
当然ながら、自分買っていただけるチャンスが増える。

そう考え、お客様を訪問した際も、

「見積させて下さい!」
「何か注文いただけませんか?」

というような営業はほとんどせず、
工務店様の商売繁盛につながるような情報を持っていき、
その話をした後に雑談する、というようなことばかりやっていました。
(もちろん、サッシや室内建具、住設などの商品の勉強や、施工・納まりなどについても、
当然ながらメチャメチャ勉強していましたので、
採用のチャンスをいただくとスムーズに受注までつながるようにしていました)

そうして営業マンとして活動していく中で、ただ商品をお客様に買っていただくだけでなく、
お客様の商売繁盛そのもののお手伝いをしたくなったので、
経営コンサルタントに転職することを最終的に決めました。

あの言葉に出会っていなかったら、今の自分は無かったと思います。

そして

「自分のことよりも、まずはお客様の商売が順調になるようにはどうすればいいかを考える」

という、ビジネスで非常に重要な考え方も出来ていないのではないか、と思います。

そういう意味で、最初に良い会社で働かせていただいたなぁ、と心から思います。

皆さんは、どんな言葉が自分の心の中に残っていますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第1007回】 年齢を重ねていっても、こうありたい

2013年10月03日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、この度ご縁を頂戴することになった、
新しいクライアント様でのコンサルティングの第一回目でした。

私にとって、新しいジャンルでのコンサルティング(もちろん、住宅関連です)で、

「どこまでお役に立てるか分からないですが・・・」

と事前にお伝えし、そこもご了承いただいた上で、お付き合いをさせていただくことになりました。

このクライアント様が業績を高めていく上でキーポイントとなるのは、
下記の3点だと、事前のヒアリングで自分なりに思っていました。

・新しいビジネスモデルの確立
・営業マンのマネジメントシステムの構築
・営業スキルの向上

上記3点について、自分なりにベストだと思う仮説をぶつけさせていただき、
その上で私の仮説をたたき台にして、このクライアント様の戦略を決定出来れば、
と思っておりました。

そして昨日、この点について私は自分の考えを一所懸命お伝えしていたのですが、
このクライアント様の社長は、私がお伺いする前にスタッフさんを集めて、

「とにかく、一旦素直に愚直にやってみよう!
それで、結果が出なかったら軌道修正していけばいい」

という、ご自身の決断をおっしゃっていたのです。

やりやすい空気を作って下さっていたおかげで、本当に昨日は仕事がやりやすかったです。

このクライアント様の社長は、私よりもかなり年齢が上です。

素晴らしい商品を開発され、現時点でも素晴らしい会社をつくられたのにも関わらず、
私ごとき若僧の言うことを「素直に実践しよう!」とスタッフさんに言っていただける・・・。

社長も、幹部の方々も皆様、素直にこちらの提案に耳を傾けて下さり、
本当にありがたいと感じました。

と同時に、私も10年後、20年後、素直に若い方のお話に耳を傾け、
受け止められる人間でありたい、と心から思いました。

素晴らしい会社を一代でつくられた経営者様の何人かにご縁を頂戴しておりますが、
共通するのは、皆様、年齢や性別、キャリアに関係なく、とにかく素直に人の話に耳を傾けられる、
という点です。

一方、大した成果も出せない、プライドの高いオッサンほど、
人を肩書きやこれまでのキャリア、性別などで判断し、
しかも人の話を素直に聴けないんですね・・・。

私自身は、50代、60代と年齢を重ねていっても、
素直にいろんな方のお話に耳を傾けられる人間でありたいと思っていますし、
そうなれるよう、精進していきたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【第1006回】 ネガティブ発想をしない

2013年10月02日 | 住宅コンサルタントとして
いろんな会議や打合せをしていて、場が盛り上がっている中で、
何か発言すると場が凍ってしまうという人がごく稀にいます。

なぜ、場が凍ってしまうのかというと、空気を読む力に欠けているからなのです。

そういう方の特長として、「周囲がどんなことを求めているのか?」ということには関心が無く、
自分が言いたいことを言ってしまうということが挙げられます。

自分が発言した内容によって、「相手がどう受け取るのか?」ということには関心がない。
そんなことに興味が無いのです。
だから、自分が思ったことをそのまま発言してしまう訳です。

そういう人の中で、ご本人の人間性が素晴らしく、ポジティブなプラス思考の方なら、
実は場が盛り下がらなかったりします。
当然、空気は悪くなりません。

しかしながら、ご本人がネガティブで、ありとあらゆるものを否定から入ってしまう方の場合、
発言する度に周囲の方の気分を悪くしてしまうのです。

空気が読めないがため、
あり得ないくらい、場の雰囲気を悪い方向にしてしまう発言を悪気なく言ってしまうのですね・・・。

空気を読むという才能は、人によって異なります。
当然、空気を読むのが苦手な人も存在するでしょう。

だから空気が読めなくとも、周囲の方とうまくやっていくためには、
すなおさ、ポジティブ、プラス発想という要素を鍛えていき、
自分の中のネガティブで否定的な思考を変えていかなくてはならないのです。

人や会社のダメな部分を見つけ、批判するところなんていくらでもあります。
完璧な人、完璧な会社など、この世に存在しないのです。

それなのに、いろんなものを否定し、ダメな部分を突いていても、何もプラスにはなりません。

また、そういう人に限って、自分が否定的な発言をしているとか、
いろんなことの短所を指摘しているという自覚が無かったりします。

最終的に、自分が発言する言葉が自分の未来を決めるのです。

ポジティブな発言、プラス発想を心がけたいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする