



すぐ近所にあるコジャレタ蕎麦屋に、今日初めて行ってみた。もとはペンションだったというその店は、たいていのガイドブックに載っていて、いつも他県ナンバーの車で溢れていて、近寄りがたい雰囲気だった。その店は連れも言ったことがナイといい、義父母も知らないというので、興味津々で行ってみたら。
店には入ったら、連れは「臭い」と一言。仄かにかび臭いと言うが私には分からない。生小2つ、連れが鬼おろし(えび)、私が天恵そばを頼んだ。それぞれの蕎麦に水蕎麦(井戸水に入った蕎麦をそのまま食して蕎麦本来の味を楽しむという趣)がついていたが、正直微妙な味。私は水道臭いような気がしたが(何か無機質の味)連れは「蕎麦の香りがしない」と首を捻っていた。蕎麦つゆの鰹が香り高く絶品だったが、肝心の蕎麦は今まで食べたどこの蕎麦屋より白くて細くてツルツルしていた。更に鬼おろし(激辛の大根おろしを鬼おろしと名付けた)は大して辛くなかったとのことで、何だかなぁという感じ。極めつけは蕎麦湯。正直言って白湯も同然。コストパフォーマンスにがっかりして連れと意気投合していたが、隣の客はこれから注文しようとしていたので、慌てて席を立った。帰り道で悪態を突きまくったのは言うまでもない。




帰宅後はジャムの散歩。この時期の水を湛えた田んぼの美しさが好き。カラスが田んぼにジャブジャブ入って何かを啄んでいる。3羽ほどいたので、余程美味しい何かがあるのだろうと気になる。田んぼの傍に可愛い花が咲いていた。名前が分かればググれるけど、画像からは検索できないのが残念。気になる。
ま、期待はずれの蕎麦屋については、もう二度と行かないし、誰にも勧めないってことでヨシとしよう。
それにしても、当家でコケと言えばゼニゴケってくらい悪いイメージだったので(丹精した庭に蔓延るので義母さんが大嫌い)あんな可愛い花が咲くなんてビックリです。聞いてみるモンだw