小池百合子氏は第一次安倍政権で国家安全保障問題担当の総理大臣補佐官から防衛大臣を務め慰安婦問題のマイナスイメージの日米関係の改善に尽力した。
ライス国務長官との会談で私は日本のライス(米)だからマダム・スシです、のジョークをとばした。この時の安倍首相との訪米は今年のG7、オバマ大統領の広島訪問、日米安全保証関係の強化への布石となっていることは確かだ。
小泉元首相は5日の会見で、「前は女は愛嬌、男は度胸といったが、最近は女も度胸がある」と崖から飛び降り、推薦が無くても出馬することに対してエールを送ったが、小池氏への支援については「選挙には一切関わらない」と否定した。
これ迄"渡り鳥".は確実に渡る先を吟味してきたが、いよいよ巣立ちとも言える都知事選参戦は渡る先を無くし、その場での越冬となるようだ。
自民党も参院選後に判断を先延ばししたが、元総務相で元岩手県知事の増田 寛也氏をどうするのかの決断も急がれるが、安倍首相のひと声を待っているのが真相だろう。保守である小池氏を推薦しない訳がないだろう。