目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

金は有る☆そば屋で一番高い品をオーダー

2017-01-17 | 日記
そのそば屋は山奥に有ります。

たいてい昼時しか開いていません。

休日も不定期。

この前そこでそばを食べたのは確か半年前くらいだったわね。

その前は二年前の秋に友達と天ぷらそばを食べたっけ。



山奥の村まで月に一度くらいは出かけて行きます。

が、余程そば屋に縁が無いのか

何時通っても店が閉まっているのです。

タイミングが良くないのでしょうね。

だからそっち方面に行く時には

そば屋が開いています様に、なんていつも心の中で願っていました。

半年も食べないと何となく恋しくて、

ああ、食べたい、食べたいあの店の蕎麦が食べたいわ、って

思いが募って来るのです。



それが昨日通りかかったら、珍しく店先ににのれんが出ていました。

ヤッター、今日こそ食べられる。



いそいそと車を降りガラリと店の戸を開けると

古民家を改修した広々とした座敷に大きなコタツが有りました。

お姉さんがちょうどそのコタツに電気を入れた所で

「いらっしゃい、コタツへどうぞ」と声をかけてくれました。

誘われるがままにコタツに足を入れメニューを一覧、

そこには冬季限定お奨めメニューとして

キノコ蕎麦、大エビ天ぷら蕎麦、地鶏蕎麦の三品が出ています。

さあ、何を食べましょう。

半年ぶりに入店出来たのです。

ざるそばだけではちょっと物足りない気分だわ。

嬉しいな、半年ぶりの来店よ。

ウキウキ。

注文をする前にお姉さんがお茶と香の物、それと地元で穫れた芋を茹でて柚子味噌を付けたのを

サービスで出してくれました。

さっそく芋を齧りながらメニューに目を戻し、

一番高い地鶏蕎麦を頼む事に決めました。

1500円也。

この店で一番高い冬季限定メニューです。

高いわよ。

でも大丈夫、「金は有る」と

お大臣になったつもりでドスを利かせた低い声で自分に言い聞かせました。

実はこれね。

年末から私が使っている魔法の言葉なんですよ。

ただですから皆さんにもお教えしますね。

結構面白い結果が出るので試す価値はあると思います。

だけどその魔法の言葉に関してはこの次にお話ししましょう。

今や蕎麦屋の話です。


とにかく自分にそう言い聞かせ、冬季限定メニューを注文しました。


お蕎麦を待っているうちにジャガイモを一つ食べたら結構お腹が膨れました。

暫くしてお姉さんが運んで来た地鶏蕎麦を見てギョ。

盛りが大きい。

小さめのドンブリに鶏肉や肉厚のシイタケや焼いた白ネギや、何やら

てんこ盛り。

その熱々の汁に冷たいザル蕎麦がついていました。

ああ、これは鴨汁ソバとおんなじね。

そう独り合点したけれどそれにしても盛りが、、、、大きい。

最初から

『あらこんなに食べられるかしら」と及び腰の私。

案の定蕎麦は食べたけれど汁の中の鶏肉は全部食べきれませんでした。

それに蕎麦を食べながら気がついたのです。

あれ?

ここの蕎麦ってこんなにツルツルしていたっけ?

何となく麺の食感が以前と違う。

はっきり言ってあまり美味しいと思いませんでした。

あらイヤだ、この蕎麦があれ程恋しがっていた蕎麦なのかしらん。

これならもうしばらく食べなくても好いわ。

最後の蕎麦をすすりながらそう思いました。

温かい汁に冷たい蕎麦を付けて食べる。

そんな食べ方だったから余計にそう感じたのかもしれません。

が、この地鶏蕎麦を注文したおかげで

なんだかこの店に対する執着が落ちた気がしました。

これからはもう、

たとえ店の前を通りかかってのれんが目に入ってもその下をくぐる事はあまり無いかなと思います。


これまで中々手の届かないお蕎麦だったので

食べたい食べたいと

頭が想像力を膨らませていた事も有ったでしょう。

実際に冷静になって食べてみたら

あらこんなものでしたか?って事なのです。

お金がないし,ザル蕎麦にしておいたら、

濃いめの汁をちょいっと付けてズルズルっとすすってお終いだから

こんなに麺のツルッとした感じを感じる前に食べ終わっていたりして、

ああ、また食べたいねって、

そりゃあなた汁の味が恋しいのかい?って話です。

本当にその店の蕎麦を旨いと思った事が有ったのか、

今では自分に自信が無くなりました。

店が移転するという事がこの一,二年の中にあったのでもしかして

それを期に味が落ちたとか。。。。。。

まあ,そんな事かもしれません。

が、とにかくもうあまり食べたいとは思わないのですから不思議ですね。

何年間も

あそこに行ったらあの店でって

心に決めていた店だったのに、

どちらにしても残念です。


それにしても、『金は有る」の魔法は中々のものでスゾ。

ぜひ次回のお喋りをお楽しみに。











































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コメント
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