目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

銘仙のポーチ

2017-04-01 | 日記
そういえば今日はエイプリルフールでした。

今日から四月ですね。

昔、珍名さん奇名さん的な番組で

「四月一日」と書いてわたぬきさんと読む人のあることを知りました。

綿入れのものを脱ぐ日だからそう読むのだそうです。

面白いですね。

それが苗字になるなんてね。

四月の始まりは雨の日でした。

昨日から降り続いていますよ。

数日前から家人の具合が悪く寝込んでおり、ずっとPCルームにこもっているのです。

そのせいで私もずっとここにいるのが憚られ、つい階下に行ってミシンを踏んだりするのです。

おかげで三つめのポーチがもうできました。

この表地に使った銘仙の生地はもう残り少なくなっています。

どこで手に入れたのかは忘れましたが、

気に入っていろんなものを作りました。

小さなお昼寝枕やクッションカバー、ルームシューズやブックカバーなど

色々と作っては人にあげた気がします。

銘仙は平織りの絹織物とありますが、

独特のハリツヤと特徴的な柄模様で知られていると思います。

北関東で江戸時代後期から生産されていたようですが、

明治末期から大正時代には花が咲いたように銘仙のファッションが広がったみたいです。

奇抜なデザインと色と柄。

私思うのですが、北関東のあの気象の中で育ったお蚕様が作り出すというのも、

絹の性質に影響を与えているのじゃないかしらん。

銘仙の産地はいずれも関東地方です。

豊かになった日本人が絹を普段着に切るようになったのも銘仙の普及によるところが大きかったようですね。

黄色の裏布も絹地。

こちらは銘仙と違ってとても柔らかです。

色も綺麗な黄色でクチナシで染めてあると思われる。

黄色い布は何かの着物の裏地に使ってあったものです。

この銘仙との組み合わせが好きででよく使いましたからもう残りわずかです。


日常は現在家人が動けないので私の仕事も増えてます。

いつもは彼がやってくれている分も私がやらなければなりません。

でも暇を見てポーチ作りを楽しんでいるので問題なしですわ。

明日は四作目、男物の着物だった生地で作ろっかなーっと。

家人が動けないのでお花見にも行けません。

せっせとポーチを作るしかないかしらん。。。。

写真は明日にします。

夜だと綺麗に写らないからね。悪しからず




この配色です。






































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絹が好き

2017-04-01 | 日記


朝から雨降りです。

寒いし暗い。

でもポーチ作りが楽しくて気分はルンルン。

昨日はあっという間に二つのポーチの持ち主になっちゃったのよね。

あれね、着物の布なんです。

着物って絹が多いでしょ。

絹好きの私だから絹を触っている時って幸せなのです。



小さい時、オシャレ好きな子供でしたね。

中学に入った頃はMCシスターズって雑誌が好きだったな。

その頃新宿伊勢丹デパートの使っていた紙袋がオシャレなチェックで

黄色やオレンジ色に緑色を配したチェックがよく出回っていました。

マフラーなんかもその組み合わせのチェックが多かったわね。


今なら伊勢丹の宣伝をしているようで絶対にしないと思うけれど

そのチェックに似たものでミニスカートを作りしました。

初めての手作り作品です。

母が買った布が押入れにあったのを見つけ

「あ、伊勢丹チェック」と喜んだのを覚えています。

それで母に何か作って欲しい、とお願いしたのですが断られまして、

それなら自分で作ろうと一念発起しました。

でたらめな作り方だったけど、何度か着て出かけることがあったので見た目はそれっぽく出来ていたのでしょう。

それからスカートやブラウスやジャケットやコートや、

若い時は結構作りましたね。

作るのが本当に好きだったのか、それはよくわからない。

素敵だなって自分が感じる服を着たかったのでしょう。

ファッションに興味のある若い女子だったのです。

着物の布に興味を持ち出したのは何時頃かしら?

すぐには思い出せませんが、絹が好きになったのはタイランドに行くようになった頃からです。

絹って動物性タンパク質で出来ているのです。

絹って芋虫の吐き出す粘液から出来ているのです。

絹ってスーパーパワーを持っているのです。

とても凄いのですよ、絹って。



タイランドで絹に出会った時その値段の安さに驚きました。

絹なのにこんなに安くていいの?

この値段で買えるなら絹製にしとこうっと。

などなど、

様々な理由から絹を身につけることが多くなり、その魅力にはまっていきました。

面白うのはタイランドの絹製品に触れることが多くなればなるほど、

日本製の絹製品の質の良さをつくづく感じるようになった事です。

日本の絹は素晴らしいものです。

こう言って失礼かもしれませんが、しなやかさ、柔らかさ、光沢、薄さ、どれをとっても

比べ物になりません。

その絹に一番安価に出会えるのは、現在では古着の着物なのですよ。

古着屋さんには着物があふれています。

今やほとんど着る人のなくなった日本の民族衣装。

色・柄を問わなければ素敵な絹が街の片隅に溢れるほど置いてあります。

この絹をもう一度蘇らせたいって、

あなたはそう思いませんか?

ふふ、別に無理に同意する必要はありませんよ。

私は、そう思うのです。

だから今や古着の着物を見るときも材料として見るようになっています。

バッグにしたら面白そうな色や柄がいっぱいありますが、

バッグ作りは結構難しいですね。

去年ひとつ作りました。

一年使っていますが、使い勝手も含めてソコソコの出来かな。

初めて作った伊勢丹チェックのミニスカートと

同じレベルじゃないかしら?

進歩してませんね。

もうちょっとちゃんと作りたいです。

という心がけを持って臨んだので

今回のポーチ作りは我ながらちゃんとした仕事ができた気がしてます。



ただ想像以上に手が疲れていて、

小さなポーチ一つにこんなに力を使って筋肉を痛めてはいかんな、と反省仕切りです。

布を縫い合わせてひっくり返すときなんぞ、

無用に肩の力が入っていましたから、なれない作業で結構筋肉に負担をかけたようです。

三つめからは脱力して作ることを心がけましょう。

ポーチは行き先が決まっています。

友達の誕生日が来るのでよくできたのを一つ選んであげたいです。

昨日作ったポーチの生地は

同じもので私のバッグを作りました。

ピンクと黒の細かいチェックで横糸に太い糸を織り込んで縞模様を浮かせて作ってあります。

ピンク基調に濃いピンク、水色、えんじ色の太い糸で太縞を作っています。


ピンクと水色はぼかしで白っぽくなっているところも有り

動きのある表情が素敵なのです。

差し色はえんじ。

濃いエンジ色で全体を華やかに持ち上げています。

この着物を着た人はどんな色の帯を締めたのでしょうか?

お気に入りの着物だったようで、あちこちにシミもありますし、折り目の色も焼けて白っぽくなってます。

絹の紬でちょっと硬い風合いがバッグに似合っていると思います。

写真ではこの微妙な美しさをお見せできないのが残念ですわ。



ファスナーはオレンジ色裏布は茶色です。


小さいのは裏布を黄色にしました。



こんなハンドメイドのテープがあったのでカットして付けています。

次ののポーチはこの組み合わせ。

布を選ぶのが楽しいわ。















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