目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

着物生地でバッグ

2017-04-19 | 日記
お友達の誕生日に作ってあげたいと思っていたハンドバッグで完成です。

不満な点は多々ありますが、一応できました。

ハンドバッグの制作はこれで二つ目の初心者なので色々なポイントで躓きました。

まず初めにポーチに持ち手をつけただけ、なんて簡単に思いましたが

その持ち手で大奮闘。

柔らかな丸い持ち手を作りたかったのです。

布を裁断して輪に縫ってひっくり返して毛糸を通しました。

その毛糸もどれくらいの量が適量なのかわからなくて最初40本も入れてみたのです。

そしたら持ち手がパンパンに膨らんでミシンで縫いこめないくらい硬いの。


それから少しずつ引き抜いて結局10本だけですよ入れてあるのはね。

ゆるゆるです。

デザインを考えながら自分なりにアレンジして進めているから行き当たりばったりなんです。

裏地は接着芯を使わずにキャラコを合わせてハ刺しを施しました。

表面をよく見るとポツポツと糸目が見えるようになってます。

ハ刺しとは紳士服などに使う洋裁のテクニックなんですけど、

本当は生地の半分をすくって縫い目を外に見せないようなテクニックなのですが、

わざと一目出すことでキルティング効果が出るといいなと思ってやって見ました。

でもこんなことをしたおかげで作業がまた複雑になったのです。






それに持ち手をうまく合わせるのに気を使ったりでポーチの大きいのというよりか、

ハンドバッグ作ってる感が強く、やっぱり気分違います。


出来上がりは形がちょっとイビツです。





気分が揺れ動いているの。

もう一つ作ったほうがいいかなって。

だいたいね、

船の絵をもう少し下に持ってくるように裁断すればよかったとそれも悔やんでいます。

橋は真ん中でもよかったけれど船は下の方に置きたかった。

そういう細かい用意をしないで

思いつくままに実行することの悪い見本です。

結局試作品ですよね。

試作品を上げるのは失礼かもしれませんね。

もう少し絵の配置など勘考してもう一度やって見ましょうか。

どっちにしてももう一度同じのを作ってみたいです。

なかなか気に入っていますの。



出来上がったのが夕方で今日は陽もささないし、暗くて欠点が目立ちませんね。

作戦です。





























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オーバーブッキングの思い出

2017-04-19 | 日記
ユナイテッドエアーでオーバーブッキングの客を引き摺り下ろして大騒ぎになったニュースを読み、

自分にもオーバーブッキングで起こったハプニングがあったのを思い出しました。


それは一人でインドに行く途中、香港からデリーまでのチャイナエアーでの出来事だったと思います。

搭乗口で待っている私たちの前に会社の人が来て、

何番と何番の席の人はこちらへ来てください、と言いました。

搭乗券を見るとなんと私が該当していました。


なんだろう?

不審に思いながら進み出ると、ついて来てくださいというだけでなんの説明もありません。

私の他はフランス人の若い女性です。


私たちがお互いになんだろうねと言いながら付いていくと、

「今日はお二人にファーストシートを提供いたします」と言って

飛行機の先の方の一等席に案内してくれました。




なぜって思ったけど、訳は深く考えませんでした。


それよりももっと興奮することが起きたからです。

それは私にとって人生初めてのファーストクラス利用でした。

そして今の所それが最後のファーストクラスの経験です。

それより何より

面白かったのは、隣のフランス人と話をしていて、

わかったことなのです。



私は1987年頃から2000年くらいまでインドを訪ねることが多くありました。

インドでは大変お世話になった人が在り、

私はインドのお父さんと呼んでいるほどでした。

その私のインドのお父さんはインドのジョドプールという町に住んでいて、

幸運にもファーストクラスの席を与えられたこの度のインドへの旅はまさにそのお父さんのところに出かける旅だったのです。

隣のフランス人も思いがけない幸運に気分が弾んでいるようでした。

二人であれこれと話していると、彼女がインドのどこへいくのか?と訪ねてきました。

インドは大変に広い国ですから、私たちは気軽にインドへ行ってくるなどと言いますが、

インドのどこに行くのかで気候も習慣も違うのですからあまりにもアバウトすぎるのです。

私はラジャスタンのジョドプールだよ、と気軽に答えました。

彼女もすでに何度かインドの旅を経験しているようでインドのことは多少なりとも心得ているといった感じでした。

ジョドプールへいくという私の言葉に反応した時の彼女の顔を今でも思い出すことができます。

首をちょこっと傾げ、目を見開いて口もぽかんと開けながら微笑んでいました。

「ジョドプールは私も大好きな町よ、あそこへいったらね、ぜひ訪ねていくべきところがあるわ」と


そう言ったのです。。

「その場所はね、お城の裏の。。と言いかけた時、私にはもうわかっていました。

「知っているわ、その人は私のインドのお父さんよ、私は今からそこへいくの」と

私がそう答えると、


さっきよりもっと目を丸くして「なんてこと、私はインドを出る前にあそこでとてもお世話になったの、二週間前の事よ」

というじゃないですか。

なんという偶然。

インドのお父さんに関わる二人が偶然にも同時にファーストクラスに招待されるなんて、

まるで魔法みたいじゃないですか。

私たちは二人ともそう思いました。

実はオーバーブッキングで私たちの席がエコノミーになかったわけですが、

それにしてもこの二人が選ばれるってちょっと神がかってませんか?



それから彼女と再会することはありませんでした、

でも彼女にとっても素晴らしい人生の思い出として記憶に残っているはずです。

このことを書いていたら

この時の他にももう一度ファーストクラスに当たったことがあったのを思い出しました。

その時は家人と一緒でしたが、

席が広すぎて私と離れた感覚が嫌だと言いました。

それから席が窓から離れすぎていて飛行中窓から景色を覗くのに

身を乗り出さなければならず疲れるからもうファーストクラスは二度とごめんだと言ってました。

これで私のファーストクラス再利用の可能性はなくなりましたわ。

と、このように私のオーバーブッキングの経験はどちらかというとラッキーな方でした。

でもあのお客さまは大変でしたね。

どうしてファーストクラスに招待するという方法を取らなかったのでしょう。

そちらも満席だったのかしら?




満開のユスラウメ































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リボンのこと

2017-04-19 | 日記
リボンを作りたいと思ったのは

いつだったかどこかで購入した着物地のハギレセットを持っているからです。

そのハギレを見て発作的にこれでリボンを作りたくなりました。

彩り鮮やかな着物地を見ていて、これでリボンを作ったら可愛いだろうなって、

ただそう思ったのです。

作ってどうするなんてことは考えません。

はじめて作ったのは一番派手な子供の七五三用着物のハギレを使った大きめのリボンです。

でもまっすぐに長方形に縫うのが大変で

しばらく放っておきました。

手縫いなら、小さいしまっすぐに縫うのも難しくないだろう、とその後も

二つ三つ小さなリボンを作ったりもしました。

でもなぜか、

ちゃんとした作り方は思いつかなかったわね。



最近布のリボンの作り方を見て

目からウロコが落ちました。

とっても簡単なことなのに、自分では全く気がつかないのですから

ボンクラもいいところ。

そろそろ還暦五年生になろうというのに

あいも変わらずグズでボンクラです。

考えるってことをしなくなっているのかな?

ちょっと考えればわかりそうなくらい簡単なことなのです。

それがわからなかったっていうことは、

なんでもテキトーでいいと思っているいい加減な性格だからです。

その性格は自分の長所と捉えて好きなのですが、

自惚れていると短所にもなり得るということですぜ。

そんな警告と受け止めましょう。







と、リボンを作りながら反省しきりの私ですが、

恥ずかしながら私のリボンの作り方をお話ししましょう。



長方形の布をさらに二つに折って、周囲をコの字に縫い、

ひっくり返して最後の一辺をまつって終わりです。

返し口を作るより一辺を縫ったほうが楽でしょうという発想です。

ところが、

賢い人は違いました。

中表で二つ折り、横一辺を返し口を残して縫ってから、

縫い目を真ん中にして長方形を作ります。

布は筒状です。

今度はその両端をたてに縫えばいいのです。

それから返し口を使って裏表をひっくり返すのです。

この方法なら縫う部分も短いので下手でもそれなりにできるはず。

そうして何より縫い目は裏に隠れるから仕上がりの見た目が綺麗です。

目から鱗が落ちたのはこの瞬間でした。

そうか、こういう手があったのね。

思わずガッテン。



リボンを作ろうと思ったら

どういうふうに作ればより簡単に、より速やかに

よりキレイに作れるのか?

その方策を可能な限り考えてから作業を始めれば良いのです。

それが用意というものでしょう。

先生にはよくそう言われている私ですのに、、、とほほ

お間抜けはもっとありますの。


リボンの形って長方形だと思いませんか?

そう思って長方形の布を使っていましたが、

ネットで型紙を見たら正方形なのでびっくりしました。

正方形を二つにたためば長方形のリボンの元に形になるのです。

ああ。納得。



それにしてもこんなことにも気が回らないって自分にがっかりです。

この歳になって初めてリボンの作り方を学ぶ私ってどんなんかしら?

よかったことですよね。
































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