目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

ロボットは消費をしない

2017-04-10 | 日記



満開の桜に無情の雨。

春先にはよくある光景かもしれませんね。

それにしても残念。

我が家周辺の桜が咲き始めてからずっとお天気が悪いのです。



さて、こんな雨降りの日は何をして過ごしましょう。

午前中はネットで遊んでいました。

注文していたミシンの針が昨日やっと届いたので後でミシンの調子を整えようと思ってます。



でも寒いのであまりミシン仕事はしたくないわね。

ストーブの前でできる事ならいいですわ。

そう思って今日は編み物を少し進めています。

冬までに合太の毛糸でパンツを編みたいと思って少しずつ隙間時間に編んでいるの。

やっと一玉が終わったところで、予想通り15センチ編み上がってます。

メリヤス編みなので思い立った時に1センチでもと思ってね。

ただ毛糸が太いので編みあがるほど重たくなって来たの、

これは予想外の事実です。

この重さは結構肩こりの原因になるのかもしれません。

気をつけなくちゃ。

私の手仕事のモットーは脱力。

いかに脱力して仕事を進めることができるか、

そこを目指して作業するようにしています。


先日読んだ新聞記事はこんなのでした。

「清貧」ムヒカさんが見た日本 「働き過ぎなんだよ」



本当に私もそう思う。



ウルグアイ前大統領のムヒカさんが日本を訪問して感じたこと。

おっしゃる通りだなって思います。

ロボットは消費をしない、って

あまり考えたことのなかった視点です。

将来ロボット社会の来ることが予想されていますが、

ロボットは誰のために働くのでしょうか?

多分会社のために働くのでしょう。

会社はロボットを買って働かせる方が安上がりと考えます。

買う時にお金を払えばあとは給料を払わなくてもいいのです。

維持費だけで済むしボーナスもいりません。

会社はロボットが作った商品を売って利益を上げようとします。

会社の少数の人はお金持ちになりますが、

仕事のない人はどこからその商品を買うお金を叩き出すのでしょう。


会社がロボットを作って大量に生産した商品は誰が買うのでしょうか?

ロボットは消費をしません。

経済はどう回っていくのでしょう。

経済のあり方が根本的に変わると思います。

このことを日本の人は真剣に考えたことがあるのでしょうか?























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鵺の鳴く夜は恐ろしい

2017-04-10 | 日記
と、横溝正史のお話にそう書かれた「鵺」なる生き物の正体は?

トラツグミという名前の鳥だそうです。

えー、トラツグミって呼んだ方がずっと可愛いイメージなのに何故に、

「鵺」(ヌエって読みますが、)と呼べれるようになったのでしょう。

調べてみたら、昔からそういう話があったようです。

「また、この独特な鳴き声は、

古事記や万葉集をはじめとする日本文学に数多く登場し、

古くから伝説の怪物「鵺(ヌエ)」のものだとして恐れられていました。

平家物語の「鵺退治」によると、『夜な夜な黒煙とともに響き渡る不気味な鵺の鳴き声によって二条天皇が体調を崩され、

薬や祈祷も全く効かなかった。怪物退治を命じられた源頼政は、

黒煙とともに現れた鵺を見事に射落とし、これにより天皇の病は回復した。

二条城の北方へ落下した鵺の姿は、頭がサル、胴体はタヌキ、手足はトラ、尻尾はヘビという不気味なものだった』と伝えられています。」

「野鳥の里」というブログに書いてあるのを見つけました。

そうなんだ、

そんなに古くから恐ろしいものとイメージつけられていたのですね。

だから横溝さんも怪奇小説のイメージとして鵺を使ったのでしょう。

でも私はこの声を聞いた時に恐ろしいイメージは持ちませんでした。

それよりも私がイメージしたのは

人のいない公園で無人のブランコが揺れている光景です。

古びたブランコが揺れるたびにキーキーと響く

かすれた金属音。

誰もいない公園にただその音だけが響いている感じを思い浮かべました。

何だろうこの音は?

その鳴き声は確かにもの寂しいように聞こえます。


いっときあれが噂の鵺か?と思ったこともありましたが、

自分の中で鵺のイメージはもっとギャーギャ系だったのでその考えを否定していました。

でもやっぱりあれが鵺でした。



夜明け前のまだ暗い空の向こうの方から

あの音が聞こえてくると恐ろしいというよりは

遣る瀬の無い寂寥感で心が満たされるような不思議な気持ちになりますね。

ユーチューブで聞くこともできますが、

PCを通してではこの寂寥感は伝わらないかもしれません。

真っ暗な夜の向こうから

忍び寄るように近づいてくる悲鳴。

でもそれが苦しそうな感じではないのです。

悪魔の口笛、横溝正史はそう感じたのかもしれませんね。



以前もっと山奥に住んでいた友を訪ねた時に

この辺りには鵺がすんているんだに、、、

と言われたのがもう二十年くらい前のことです。

我が家の周りにはそのころこんな声は聞こえませんでしたね。

気がついたのは多分今年が初めてです。

ようこそトラツグミさん。

一度お目にかかりたいものです。

毎晩あなたの鳴き声で

人々は様々な夢を見ているのでございます。

あなたにはする由もありません。

人間て面白い生き物です。







東の桜、昨夕で八分咲き、今日はきっと満開でしょう。

















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