昨日のケーキでクランブルを作る時、
スケッパーを使いました。
スケッパーってスクレーパーの事で
薄いプラスチックのカードの様なものです。
それを使ってボウルの中の粉とバターをポロポロになるまで切り混ぜました。
結構根気のいる作業なんですよ。
作業が終わって片付けをしながらふとスケッパーを見ると
四角いカードの一角が三ミリほど欠け落ちているじゃないですか。
ギョッ、もしかして粉を切り刻んでいる時に欠けた?
だとしたらプラスチックのカケラが生地に紛れ込んでいるかもしれません。
どうしましょう。
すぐに家人に事情を話すと
平面に少しずつ生地を出してさらに切り刻んで行けば見つけることが出来るかもしれない、
と言うのです。
そうか面倒でもそうして見るか、と納得してその晩はひとまず放置しました。
今朝になって朝食の準備の合間に昨日家人に言われたように
もう一度少しずつ丁寧に生地を切り刻みました。
小さな固い破片がステンレスのスケッパーに当たらないか、
慎重に作業をしたつもりです。
そのせいかクランブルは本当に細かく綺麗に仕上がりました。
作業が一通り終わりかけたその時です。
一つの真実が私の記憶に蘇りました。
はっきりと思い出しましたよ。
ナイフのように使ったのは初めから角が丸くなっている方で、
角の欠けた方は全く粉に触れていなかったのです。
カケラの入っている確率は格段に低くなり、私はクランブルをそのまま使う事に決めました。
二度切り刻む事で、キメの細かいクランブルが作れます。
コレを学んだのも思い違いからの出来事でした。
面倒かもしれないけれど時間をおいて二度切り刻む。
綺麗なクランブルが作れます☆
くれぐれも焼き過ぎには気をつけましょう。