しゃりお @ 撮り鉄倶楽部

最近の鉄道撮影記録と懐かしい国鉄時代の写真を気ままに更新してます。

あの頃の 九州の特急      門司港駅の客車たち          

2011-04-05 23:23:23 | 国鉄時代
今回からまた新たに「あの頃の・・・」の新シリーズです。

九州新幹線が全線開業になって間もなく一ヶ月になります。
開業前日に今も大変な混乱の続く東北地方太平洋沖地震があり予定されていた記念式典等がすべて中止になり静かな開業となってしまいました。
九州新幹線の開業と共に九州の鉄道は大きく様変わりしてしまいました。
私も九州新幹線開業までには一度訪れて栄華を極めた九州特急達を撮影したいと思っていましたが結局訪れる機会がないまま開業日を向かえてしまいました。

今回の「あの頃の・・・」は今から約32年前の1979年(s.54)当時の九州の特急たちを載せていこうかと思っています。
九州には数回撮影に行った覚えがあるのですが、やはり大半の当時の写真とフィルムが何処にいったか行方不明になっておりまして僅かに残っていたフィルムをスキャンしてのご紹介となります。
その特急たちを数回に分けてご紹介していこうと思っています。

まずは、当時訪れた門司港駅の車両基地で撮影した20系客車を


ナハネフ22と隣はオハフ45でしょうか?          s.54(1979年).3.27





ナハネフ22とレッドトレイン50系客車ですね。         門司港

当時訪れた門司港駅の車両基地には九州を走る夜行急行の20系寝台列車が留置されていました。
20系といっても寝台車は2両程度で 12系座席車と併結されて運転されていました。

門司港発の夜行寝台急行は かいもん、日南の2種類ありましたっから写真はその急行たちでしょう。
急行 かいもん 5,6号 門司港→鹿児島本線→西鹿児島
   日南 9,10号   門司港→日豊本線→西鹿児島   
2本共、今では考えられないような急行でありますね。

ちなみにオハフ45は、もしかしたら夜行鈍行列車の「ながさき」の編成かも知れませんね。
この「ながさき」も鈍行列車ながら寝台車が連結されておりました。
私も夜行鈍行列車ながさき に乗って長崎まで一人旅した想い出があります。
夜行鈍行列車 ながさき 門司港→早岐駅(分割)→佐世保
                             →大村線→長崎






キハ47-74 と レッドトレイン50系客車   s.54(1979年).3.27     門司港
キハ47-74 試運転  調べれば、この年の3月16日に落成したばかりでピカピカの新車で試運転だったようです。
隣の50系客車も当時はまだデビュー間もない全盛時代でしたが通称レッドトレインと呼ばれるように、あの客車にしては奇抜な色に当時の私は余り好きでない客車でした。
全国何処でも見る事ができた客車でしたが、非効率な客車は急激に淘汰され50系客車は短命に終わってしまいましたね・・・


写真は撮影しておりませんでしたが当時はまだ門司港駅付近に路面電車が走っていたのも記憶しています。
今ではレトロな観光都市として整備されて九州鉄道記念館もありますね~。
一度は家族で訪れてみたいと思っております。


つづく・・・
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