竹中大工道具館へ兄と行きました。伝統工芸木竹展。 関東では17回開催されていますが関西では第一回神戸展です。
素晴らしいのですが製作過程がわからない。丁度会場に工芸家のトークタイムがあり説明をお聞きしたことで良くわかりました。刳物、挽き物、指し物とおおまかに3種類あるのも初めて知りました。兄が建築関係でしたので、補足説明も聞き楽しめました。木の説明も鳥海山の神代杉など(土埋木の中でも特に色合いが美しかったり趣きのあるものは、『神代』と呼ばれるそうです)木目も素晴らしい。色付けも木目を殺さないように工夫なども聞き納得です。手触りが楽しめないのは残念。
休憩所でお庭を楽しみながらランチタイム。
その後、神戸芸術センターへ。「技と心」 セミナーの参加(申し込み当選)
木工藝家・重要無形文化財「木工芸」保持者 須田賢司さんの我が家の110年の講演を聞きました。
法隆寺などに保存されている厨子など今は年輪年代法で764~770年代のものとわかるそう。
釘など使わずに仕立てる方法など興味ある話題で楽しめました。