千鶴おばさんのダイエット&日々の徒然日記 (過去の太極拳)

メタボ検診で黄信号「痩せなさい」先生より命令が出ました
幾多のダイエット繰り返してもままならないこの体何とかしなきゃ

日本芸能史・香道

2012-05-14 19:51:54 | 造形芸術大学講義
その昔百済の王より日本に仏教が伝えられた頃白檀・沈香・伽羅なども仏への供香として入ってきました。

それから5,60年後淡路島に人囲(ひといだき)の木が流れ着きました。
村人は薪にして燃やしたところえもいわれぬよい香りがしたのに驚き直ちに献上しました。
すでに一部の上層部は香木のことは知っておりましたが一般の住民は初めて遭遇した薫香でした。

戦国時代には戦を前にして気持ちを落ち着かせるため漢方に用いたり香りを楽しんだそうです。


十返舎一九名前の由来である十返舎とは名香である黄熱香(十度焚いても香を失わない)の別名、十返しから、一九は十返舎一九の幼名、市九から来ているそうです。

聞香の実演が行われました、生徒の中から6名が壇上にあがり六種類の香を聞きます。
先生方が香を焚かれると客席3列目の私にも香りが漂ってきました。


組香の一つ源氏香の図です。

お手前をされる先生方にも香木名はわからない状態で最後に包み紙に隠された名を知ることとなります。
生徒さんでしょうか若い女性が高得点をあげられました。

前回の闘茶によく似たところがありますが財産をかけた戦いのあった闘茶に対して聞香は「そんな下品なことはしません」そうです。

終了後、後水尾天皇の后が夫が亡くなった後忍んで香を焚いたという同じ香を聞かせていただきました。

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