千鶴おばさんのダイエット&日々の徒然日記 (過去の太極拳)

メタボ検診で黄信号「痩せなさい」先生より命令が出ました
幾多のダイエット繰り返してもままならないこの体何とかしなきゃ

鷺の森神社祭礼

2006-05-05 18:31:49 | Weblog
地元のお祭りを始めて見ることが出来ました。残念ながら行列は見逃しましたが奉納舞はじっくりと鑑賞しました。鷺の森神社は修学院・山端の氏神社です。

御祭神は「素戔嗚尊」鷺森神社雅楽保存会が奉納、舞楽が華やかに舞われましたがこの保存会は神泉苑・貴船神社などにも出張されていて昨年神泉苑の善女竜王社において鷺森神社雅楽保存会が出演されていたのを見て“へぇ、修学院からきてはんのやわ”と驚いたのを思い出した。



ご祭神「素戔嗚尊」は御旅所から戻られて本社還奉の儀式が済むと御輿は静かに格納庫へと帰っていった。
地域の男性が慣れない御輿を始めて担ぎ、来年のため体力を付けなければと痛む肩をなでなで話していた。
祭りに参加していた男性に御輿を担ぐときのかけ声を聞いてみると“サンヨレ”というそうで祭りの名前も“サンヨレ祭”という。知らんかった


神泉苑・狂言4日目

2006-05-04 19:12:14 | Weblog
昨日に続き小田先生に申し訳なくも先に並んで頂いて良い席をゲット、待つほどもなく“橋弁慶”京の巷では千人切りの噂で持ちきり今日も一人又一人と切られ刀を奪われている。薄での絹の着物を担いているので女性と見まがうが美しい牛若丸が腕を磨くため日々出没しているのである。
噂を聞きつけた弁慶が牛若丸に挑むが負けてしまうが主従の約束をする。
切られ役の通行人に可愛いしぐさの子供が3,4人、“可愛~い”声しきりでした。でもしばし待て!! 千人切りは弁慶のほうやった。と思うんやが???
この演目を見ると何時もその疑問が湧くんですがねぇ。



2番目“羅城門”源頼光は渡辺綱・保昌らと酒宴の最中に“羅城門には鬼が住み日暮れになると人が恐れて通らない”という話を聞き渡辺綱に真偽を確かめに羅城門に行かせる。羅城門の近くへ来ると馬が動かないので歩いて門に行き、印の金札を立てて帰ろうとすると背後から誰かが兜に手をかける。綱は刀を抜いて渡り合い、相手の腕を斬り落とした。

この後“愛宕詣で”と“餓鬼角力”が有るが愛宕詣は初日で見たので帰ることとした。少しハードで節々が痛むが本当に楽しい4日間やった。
体力さえ許せばもっともっと浸りたいが・・・・・
さて早く帰ってご亭主孝行でもしますか。又快く出して貰うためにはねぇ。



神泉苑狂言3日目

2006-05-03 22:47:51 | Weblog
昨日ほどの寒さはなく五月晴れの中神泉苑へ小田先生と宝塚からKさんとUさんがすでに来ておられた。
程なく開場され右側最前列に席を取ることが出来た。

最初の演目は“賽の河原”閻魔大王の前に一人の餓鬼が連れ出され浄玻璃(じょうはり)の鏡に生前犯した悪の所行が映し出され舌を抜かれ釜茹での刑に処され挙げ句は地獄の鬼に食べられてしまうが地蔵尊によって祈念され救われる。
子供の餓鬼の何とも可愛らしいこと。

2番目は“紅葉狩り”平維茂(たいらのこれもち)が狩りをしている途中美女に出会い酒を勧められ飲んでしまうが毒酒であり倒れる。眠っている内に刀を奪い美女は姿を消すが夢の中に地蔵尊が現れ酒を振る舞ったのが鬼女であることを告げ刀を授ける。
やがて目覚めた維茂は地蔵尊の加護により鬼女を退治する。
鬼女の着る打ち掛けは今年新調されたもの。

3番目“山端(やまばな)のとろろ”花見の季節茶店は掃除やとろろ作りに大忙しお大尽が供を連れ花見にやってきた。宴の後そのまま泊まり休んでいると夜回りが店に客が泊まっているのをのぞき見をするが盗賊に脅され知らせてしまう。
お大尽の持ち物を盗むが酒を買いに行っていた下男に見つかりとろろの付いたすりこ木でたっぷりと手足に付けられ、そのとろろに足を取られ転びながら逃げていく。
山端は私の住まいの近くで親しみやすい出し物でした。

4番目“大江山”おおえやまの鬼退治に行った源頼光、渡辺綱一行4人は谷川で血の付いた着物を洗う娘に出会い道を聞く娘は鬼にさらわれた一人であった。
さらに芝刈りの老人(実は住吉明神)に鬼のすみかに導かれ一夜の宿を頼み鬼達に毒酒を振る舞い一同が寐た後住吉明神の助けによって酒呑童子一党をを討ち取る。

夜の部1番目だけ見ることが出来ました。“蟹殿”これは猿蟹合戦で幼いときからおとぎ話として父や母からよく聞いた話です。

大久保教室をずる休みして狂言を見に行き身体の何処かがチクリと痛みましたが許していただいて目一杯楽しむことが出来ました。
後1日を残すのみとなりましたが神泉苑の狂言は30種目ほど有るそうですからまだまだ見ていない演目が有ります。
出来ることなら全部見たいと目論んでいますが来年も頑張るぞ。

神泉苑狂言、2日目

2006-05-02 21:35:06 | Weblog
二日目は昨日と打って変わって寒かった。少し早めに会場に着いたがもう15,6人は見えていた。
開場間際に今日のプログラムが提示されたが写真で見ると掲示の場所に何の気配りもないなぁ。もう少し美意識が必要ではないかと思いました。
今日は小学生の課外学習とかで53人が最初の“砲烙割(ほうらくわり)”始まる前に住職の説明を聞き神妙に見学していた。
市場の新設に関して最初に店を出した者に限り税金など一切が免除されるとのおふれを見て羯鼓売り(かっこうり)と砲烙売りが先陣争いをおもしろおかしく演じ最後には無病息災を念じて奉納された砲烙が次々と落とされ厄除けとされる。

スライドショーの見方
下の神泉苑狂言をクリックしてフォト画面を出しホルダーの中から神泉苑2日目をクリック、画面右上部にスライドショーと書かれているところをクリックします。
テーマ選択で画面はどれかチョイスクリックすれば始まります。
神泉苑狂言2日目

明日明後日公演は有りますがデジカメ禁止と言うことで撮影は今日限りで残念ですが記録は取れなくなりました。



“船弁慶”に続き“大黒狩り”は妻帯が許されなかった当時の僧侶に妻子がいたが参拝に来たおだいじんに見つかっては大変と妻にお地蔵尊の面を着け厨子の中に隠す・・・・・
“土蜘蛛”この演目は華やかに蜘蛛の糸を掛ける場面手に複数持っていて一つずつ放つのはやはり熟練が要求される技、この糸(白い紙)は厄除けで財布などに忍ばせておくと良い、しっかりゲットしました。


神泉苑狂言が始まった

2006-05-01 20:25:16 | Weblog
今日から神泉苑に於いて無形民俗文化財の神泉苑狂言が始まった。
1時15分ぐらいに小田先生と会場に着くとすでに沢山の人が並んでいたが幸い端ではあるが一番前の席を確保できた。
最初は“花折”寺の庭に美しく咲いた桜の花を守るため若い僧に花見客を庭に入れてはいけないと言い聞かせ外出。僧は読経に励んでいるとお大尽が花見にやってきて寺の外で酒宴を始める酒好きの僧は・・・・・
ユーモラスな仕草で面白く笑いが漏れる狂言で最後は酔いつぶれた僧の隙を見て桜は手折られおまけに花折るべからずの短冊が僧の頭に貼り付けられているていたらくと相成ります。



2番目は“道成寺”これは歌舞伎でもたびたび取り上げられる出し物で新しい大鐘の番を命じられた2人の僧の前に若い娘が一目拝みたいと訪れる。
禁を破って招じ入れたが初めは温和しく鐘のそばにいたが次第に形相が変わり鬼となって鐘の中に入ってしまう・・・・・

3番は“愛宕詣”愛宕山の茶店で見初めた娘を妻にしたいと母親と交渉し成立するが二人になり顔を見るとあまりの醜さに仰天ひっくり返る・・・・・

4番“玉藻の前”帝の様子が優れないのは玉藻の前が九尾の狐であると安部泰成に見破られ退治される。

凄く見応えが有りました4編全て面白かった。1時半から6時まであっという間でした。ヒデ先生、磯野さんも来られていっしょに見ることが出来たが明日からは1編終わる度に表に出て身体を動かさなければアカン。スワイショーでもやりますか。

クリックしてください。和のスライドショーで見て
神泉苑狂言