チビクロわ、読書しましたにゃ。
積読がほどよい読み頃を
告げたですにゃ。
チビクロよ、そろそろ
この本を読みたまえ。
「ショコラティエの勲章」
上田早夕里
角川春樹事務所 文庫版
スィートでハッピーな小説かと
思ったら、ビターな展開ですにゃ。
よく調べてあるに違いない
詳細な設定わ、SF小説を書く時と
同じ姿勢ですにゃ。
上田早夕里さんわ、
信頼できる書き手ですにゃ。
6話での構成ですが、
前作の「ラ・パティスリー」と
繋がっているつくりなので、
物語に広がりがあり、
読んでいて、展開していきますにゃ。
本にでてくるお店で
お菓子を買って、
食べたくなりますにゃ。
最後まで読むと小説の題名に
納得ですにゃ。
そうですにゃ、
名もなく働く人にこそ、
ホントの勲章を。
2008年に東京創元社より
単行本として出版社されたと
ありますにゃ。
なるほどのミステリ仕立てですにゃ。
最後に、文庫版をお読みになったら、
カバーを外してみてくださいにゃ。
「門坂流」「かどさかながれ」と読む
版画作家の
流水の作品が
カッコイイですにゃ。
今日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。