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美術の学芸ノート

中村彝などを中心に近代日本美術、印象派などの西洋美術の他、独言やメモなど。現在、「はてなブログ」に引越し中。

『驚くべき日本美術』からの読書メモ(4)

2016-04-06 12:54:47 | 制限記事
フェラーリは芸術でないと誰が言えるでしょう。芸術に決まっていますよ。p56

縄文―東照宮―永徳ー明治工芸
弥生―桂離宮―利休―柳宗悦
  上記二つの流れがやはりある。p57

利休はM.デュシャンより高度。後者は異議申し立てだけ。p58

秀吉は利休について「お前、本当は俺をバカにしてるんだろう」と思っていた。p58

ここ15年食わず嫌いはやめて現代美術を見てきたが、「そのほとんどが僕にとってはどうでもいいものでした。」それが自分が努力して出した結論です。p60

「あのロンドンのテート・モダンのロスコ・ルームでうっとりしている自分に酔いたい人がロスコのことを語り続けてるんですよ、きっと。」p61

ロスコが日本美術に影響を受けている可能性は?  
「ないでしょう。自殺したというストーリーが付いているせいか、ロスコは本当に持ち上げられすぎです。」p61

若冲の「生理的曲線」は作品鑑識の最大のポイントになる。筆跡鑑定と同じ。p61

室町水墨画なら、巻いたものなら上から3センチ絵が現れたら誰が描いたものかがわかります。・・・イントロクイズみたいに全部当てちゃう。p64

「先天的な視覚把握能力みたいなもの」や「職業として訓練を積み重ねてきた」から、
真贋は「見ればわかる。」p64


雪舟は筆の穂先の割れを気にしない。p64

「生理的曲線」はどうしても滲みでてしまう身振りのこと、小説家の文体がどうしても表れてしまうのと同じ。p65





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4月5日(火)のつぶやき

2016-04-06 03:18:05 | 日々の呟き

@tikarato
まだ昭和の町の雰囲気が残る中で咲く桜が満開。日本中どこでも見られそうな桜ですが、それがよいと思っている。 pic.twitter.com/ZD6YktL105


お花見が終わって路地裏をぶらぶらしていたら、こんな所に導かれ、なんだかありがたい気分になった。 pic.twitter.com/CNed3rb4SJ


三島由紀夫の『美しい星』が映画になるらしい。◎◎◎
宇宙人的な詩の定義が面白い。「われわれが円盤を見たり、故郷の星を見たりしたときに感じた、あのあらゆる地上の物事からの疎隔の感じ、あれが地球人があやまって詩と呼んでいるもの」(三島由紀夫『美しい星』より)

Riki67さんがリツイート | 5 RT

イライラしたり、気持ちが荒ンでしまったときの僕の対処法がある。感情が先で、その負の感情に行動が引きずられるのではなく、その順序を逆にするのだ。先ず、なるべく気分が楽しくなれるような行動を起こして、感情を楽しい方にひきずっていく。これは、とても効果的てす。(小池一夫)

Riki67さんがリツイート | 1504 RT

江戸時代の寿司屋の屋台をご紹介。広重の作品です。傾斜した台の上にずらりと並んだ握り寿司。ファストフード感覚で庶民たちに気軽に食べられていました。(現在は展示していません。) pic.twitter.com/TIj9IFpQ7B

Riki67さんがリツイート | 214 RT

40点程来る?という驚き情報と共に、「クラーナハに大きな影響を受けた、ピカソをはじめ、…そして森村泰昌氏の作品が展覧会に花を添えることに」にも驚き。森村作品が西美って初めてかな?
「クラーナハ展―500年後の誘惑」この秋開催! bluediary2.jugem.jp/?eid=4305

Riki67さんがリツイート | 7 RT

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