慶大教授竹森俊平氏は今日の新聞で先進国におけるポピュリズムを没落しようとしている中流層の暴発として分析している。
— Riki67 (@tikarato) 2016年9月2日 - 14:26
慶大竹森教授はポピュリズムを反グローバル主義とも規定している。グローバル化が進み、先進国企業が新興国に生産拠点を移したため、それまで先進国の中流階層が手がけていた仕事を新興国が奪う形になったと言う。そのためグローバル化への中流層ルサンチマンがポピュリズムの根底にあると考えている。
— Riki67 (@tikarato) 2016年9月2日 - 15:07
米国のポピュリズムの支持基盤は中流層で農村部の高齢者が多いと竹森教授は言う。彼らやリーマン・ショックを見てきた米国民の多くは「頭のよい奴らが自分たちを騙している」と感じている。こうして今日のポピュリズムの特徴である反インテリ主義、反エリート主義が醸成されたという。
— Riki67 (@tikarato) 2016年9月2日 - 15:29
竹森教授は今日の米国における右派ポピュリズムの支持層はとにかくノーと言いたいのだろう、根底に不満や反感があるからエリートを困らせたいのだと述べている。教授は日本の民主党政権が自民党への不満がテコとなった一種のポピュリスト政権で、政策プログラムが準備不足だったとも分析している。
— Riki67 (@tikarato) 2016年9月2日 - 15:49