宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

巨大彗星の接近

2008年08月23日 20時33分37秒 | Weblog
僕だけではないと思う。この彗星に揺り動かされたのは。
僕らの太陽系には、水金地火木というよく知られた惑星の外側に、惑星になりきれなかった星屑の吹き溜まりが有るという。
エッジワース・カイパーベルト。ゆっくりと太陽の周りを回るこの星屑たちが、お互いの重力や側を通過する小惑星の影響で軌道を変えられ、周りにある氷の粒や土くれをかき集めて太陽系の中心に向けて落ちてくる。それが彗星、ほうき星の正体だ。汚れた雪だるまとも言われるほうき星は、時に地球のすぐ近くを通る事がある。
ヘール・ボップ彗星、百武彗星、一度離れかけていた宇宙(そら)への道に、僕を引き戻したのはこの二つのほうき星だった。
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望遠鏡の威力

2008年08月23日 09時58分23秒 | Weblog
望遠鏡を発明したのはイタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイだと言われている。彼が最初に手にしたのは口径たった3センチ倍率10倍の屈折式望遠鏡だった。それは、当時普及し始めていた眼鏡の凸レンズと凹レンズを一枚ずつ流用したものに過ぎない。
しかし、そのささやかな観測機器が人類にもたらしたものは大きかった。完全無欠の球体と言われていた月の表面を覆うクレーター。乳の流れと思われていた天の川を形作る無数の星々。そして、彼に地動説を確信させた木星の衛星たち。ガリレオがそれを目にした時、人類にとっての宇宙(そら)は明らかに役割りを変えた。
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宇宙(そら)について思うこと

2008年08月23日 05時33分21秒 | Weblog
晴れた夜、少し郊外に出れば空に見える星の数はびっくりするほど多くなる。しかし、その星々をつないで星座を作り、そこに物語を添えた人があることを知ったのは、むかし母が買ってくれた童話全集のギリシャ神話だった。
やがて父の与えてくれた小さな望遠鏡が星の世界の扉を叩き、ほうき星の接近が不思議の世界への道を照らした。
宇宙とは、なにも僕らの住む現実の世界から遠くかけ離れた場所ではない。ただ、その大きさも、繰り広げられている営みも、すべて桁違いのスケールだ。その、とてつもなく広大な光の砂漠の中の、たった一粒の砂。その砂粒のわずかな表面が僕らに与えられたフィールド。だからこそ、そのささやかなフィールドを大切にしたい。そこでめぐり合えた多くの仲間も猫もみんな宇宙のかけらであり珠玉の存在だと思う。
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