宇宙(そら)に続く丘

プレリュード小学校1年C組のしりとりちーが案内する宇宙への道
みかんの丘は不思議へ通じるワームホール

今年は表作

2013年05月01日 00時59分31秒 | Weblog

昼過ぎまで仕事。夕方から仕事。その合間を縫ってみかんの丘に上がった。ゴールデンウィークに入って2日間は青空が広がって暖かかったが、次の日は曇り。今日は午前中雨。まあいいか、どうせ星の写真を撮れるとしたら5月末だ。

何本かずつ植えているみかんの木が青葉を付けている。その間に黄緑色の若葉とつぼみがのぞいていた。そう。丘は今初夏の準備をしている。去年みかんは裏作。散々な収量だった。その分今年は花をいっぱい付けている。

ここまでしなくても「と思うのだが、みかんにも都合が有るのだろう。今間引いておけば木が傷まなくて済む。しかしそうしたらあの甘い香りが薄くなる。どちらが良いのか一瞬迷ったが、そう、甘い香りは丘のトレードマークだ。と思いついて間引かないほうに決めた。まあどう決めようが、今の僕にその暇は無い。心配なのはむしろ、その甘い香りがするタイミングにここに来ることが出来るかどうかのほうだ。

ふと見ると、つぼみの間にアカホシテントウがいる。交尾をしていた。頑張ってたくさん子供を作っておくれ。アカホシテントウはアブラムシの天敵。みかんにとっては強い味方だ。ただ害虫防除の薬剤散布に、このアカホシテントウも無事ではいられない。そうかといって彼らだけに頼っても、天敵と言うものはなかなか害虫を食べつくしてはくれない。だから薬剤散布もやむを得ない。なやましいところだ。
次はいつ来られるかな。来られたら枝の間を覗いてみよう。きっとあの怪獣のような灰色の幼虫がアブラムシを食べているはずだ。

 

コメント (3)
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