仕事疲れと家の用事で今日はみかんの丘はやめようと思っていた。しかし、天気図を見ると今日しかない。明日は曇る。ひょっとすると雨かも知れない。と言う訳で重い腰を上げて出発。途中電材を買うためにホームセンターに寄ったら、まだみかんの苗を売っていた。かなり遅いけれども植えようか。そう思い立って手にしたのは宮川早生。丘の半分はこの品種だ。皮が薄くて甘い。
丘に到着したのはもう5時前だった。竹取庵の少し上に穴を掘り、おばさんの娘さんたちがもらってきた牛糞と一緒に植え込む。実はこの丘の西、少し離れたところに牛舎が有る。昔おじさんに教わった。鶏糞はみかんを酸っぱくする。牛糞は甘くする。堆肥だけではだめだそうだ。面白い話だ。
表土の少し下は風化した岩盤。もろいけれども掘るのには苦労する。植え終わった苗木に夕日が当たっていた。今夜は晴れ。ただ、少し靄が有りそうだ。写真が撮れるだろうか。
牛で甘く、鶏ですっぱい。
これから、みかんを食べる度に思い出しそう。
みかんの丘の新しい命。
いつの日か、ごあいさつを・・・。 ‐しっぽ‐