異常低温と長雨。巷では野菜が高騰している。みかんの丘でも害虫が付いたり病気が出たりで苗に元気がない。そういえば去年も春に害虫が付いて苗木を何本も枯らしてしまった。異常気象も毎年となると異常とは言えない。そのうち長雨と害虫が春の季語になるのだろうか。久々に晴れた夕暮れ、そんな取りとめも無い事を考えながら観測デッキの屋根を開いた。
春の空に大きな月が掛かっている。月齢10.1。これほどの月でも透明度さえ良ければほかの天体の撮影が出来る。しかし今日は無理だろう。仕方ない。被写体は今回も月。長い間眠らせていたかぐや姫の主鏡からカバーを外してカメラを取り付けた。
モニターに現れる堂々たる月面。やはり月は見ごたえがある。しかし、それにしても気流が悪い。まだ上空に北西の季節風が吹いているのだろうか。フォーカスをあわせる手がかじかむ。ダウンを通して寒さがしみこむ。後10日もすれば立夏だというのに。
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