文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

日本森林管理協議会発足「木を伐って森を守る」シンポ

2007-01-27 22:13:48 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る
2007-1-22
 「森林認証を通じて森林・林業の今後を考える」
 東京大学農学部の弥生講堂で開催されました。300人以上で盛大でかつ満員でした。
 こんかい「NPO日本森林管理協議会」が発足され、その代表である太田猛彦氏を中心にして、有名なFSC認証をいち早く取得された副代表の早水亮氏をはじめそうそうたるメンバーが集まりました。
 当方も、紹介されて参加しましたが、
温暖化防止策の中核として、森林の伐採と植林によるCO2削減を国が声高く言っていますので、その受け皿としての機能。 一部の方々は考えられないくらい予算が付いたが、誰も担い手がいなくなってしまって、どうにもならないという話し。
 同時に企業がCSRがらみで、かつCO2取引の策として之動き、さらに輸入木材の高騰によって、国産材を見直すとの動向があるようです。
 講演した三菱製紙㈱の社長の話として、はじめて国産材をチップとして使っている比率を計画的に引き上げていく方針と発表。その時には認証された先を選択するとの意向が述べられたごとく、風向きは大きく変わってきたと思います 
 

旧田尻町(蕪栗沼)でラムサールフェスティバル2007開催

2007-01-27 21:55:38 | 冬期湛水不耕起栽培の現状とこれからの課題
2007-1-27
ラムサールフェスティバル2007を開催下記の要領で、2月3,4日に、ラムサールフェスティバル2007が宮城県・大崎市(旧田尻町)で開催されます。関心がある方は是非ご参加ください。
2日目は蕪栗沼に隣接する伸萠地区を中心に行われてきた冬期湛水水田総合調査の報告会を行います。詳細は下記をごらん下さい。

呉地正行
son_goose@mva.biglobe.ne.jp
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ラムサールフェスティバル2007を開催します
「蕪栗沼及び周辺水田」が平成17年11月にアフリカのウガンダ共和国で開催された「ラムサール条約第9回締約国会議」において、「ラムサール条約登録湿地」に認定され1年が経過しました。

蕪栗沼と隣接した水田では、渡り鳥の生息地を確保しながら「ふゆみずたんぼ米」などの環境に配慮した米作りが行われています。これらの取り組みは消費者からの評価も高く、農業と生物多様性の両立を目指す画期的な取り組みとして各方面から脚光を浴びています。大崎市田尻の目指している環境と経済活動の両立した具体的な実践は、これからの地域のあり方を示すものとしてますます期待が高まっています。

そこで、今回、「環境経済宣言」のもと、環境から経済を考えるシステムを確立した兵庫県豊岡市長、そして「ふゆみずたんぼ」と「当別川のワンド」の計画を中心に環境と共生する町を提言している北海道当別町長をお迎えし、「水辺・湿地をまちづくりに活かす」をテーマに「ラムサールフェスティバル2007」を開催します。皆さん、未来の農業と経済の共生について一緒に考えてみませんか。

◆開催日 2月3日(土)・4日(日)
◆会場 田尻文化センター ほか


里山シンポジウム実行委員会第30回会議開催にあたって(1)

2007-01-27 21:47:28 | 里山シンポジウム実行委員会のこれから
2007-1-22
 千葉市市民会館で、開催。参加12名でした。第4回里山シンポジウム開催に向かっての意見交換と言うことでしたが、「里山と(生業)なりわい」という本年度の課題の重たさもあって、議論がなかなか盛り上がらず、噛み合わず……。
 いろいろと意見はたくさん出るのですが、その必要性も分かっているのですが。
何か、「里山シンポジウム実行委員会」そのものが、今の経済情勢・社会情勢の中で漂流を始めてしまった感がして、これをこんごまとめていくことが容易なことで出来る事ではないなと感じています。
 
 なによりもNPOや指定管理者制度がそれなりに普及する中で、玉石混淆であることは分かっていても、その社会的な必然性の部分で、社会と行政と、市民側の間で大きなギャップが否応もなく生まれてきて、抜き差しならないことになってしまってきたことがあります。

 かく言う私もその一人です。

Vistaの出荷 ㈱モリサワでの勉強会 参加しました(3)

2007-01-27 21:37:56 | 組版プロの思考からXMLを考える
2007-1-26
 ㈱モリサワの東京本社にて開催。本日だけで3回に分けてそれぞれ40名単位で満杯。来週も毎日、そして2/1以降も何回か。仙台や名古屋、大阪でも同時開催だそうです。でも大手印刷関連ベンダーでも冨士フイルムや大日本スクリーン等も含めて沈黙か、気が付いていないのか。モリサワの担当者とも話し合いましたが他社にはほとんど動きが感じられません。
 満員の勉強会の話しでは、事実関係が淡々と語られましたが、即時の対応ということでの案が出ません。
 数日間で何百人も参加される勉強会。これも凄いことですが、受けた側の困惑が見えるようです

 ㈱モリサワ自体では、6月頃を目処にmicrosoft社のメイリオとの整合性の角度から、ツルータイプフオントシリーズをまず、メインの8書体程度を一気に出荷するとの発表が新しい情報でした。
 現状では、特に対案は無さそうです。せいぜい印刷会社側で、出版社側と打ち合わせをし、管理表を整備して、注意深く目視等でWORDファイルを管理して行くことぐらいしか対策が取れないだろうとのとの意見と感じました。

 ところで、朝日新聞に次いで、毎日新聞を正字に切り替え済みとのことで、殆ど広報もされていない状況です
 大手出版社等でも、詳しい方を会して聞いて頂きましたが、すでにとっくに対策済みで(性格上若干の異体字をも組み込んでいるそうで、この異体字は今後10年以上替える予定はないとのことですが)、特に大きな問題でもなく特に問題ではないとの見解です。

 まあ、新聞社や出版者等、大手の発注者側から考えたら当然のことで、現場で実務上対応を迫られる印刷会社や行政関係者の困惑などは理解出来ないようです。