文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

ふゆみずたんぼで生態系保全農業。商工業はIT生産技術。出版はXMLフオーマット、フルバッチ制作で再構築を.

事業主体のNPOのあり方の典型例 都会地での事例(3)

2007-01-28 11:47:50 | NPOの現状と指定管理者制度の問題点
2007-1-28
 いろいろなNPO活動現場に参加を行い、また指定管理者制度の現場を経験してきました。
 最近とても哀しい現状を見聞きしています。

事例1 市民達が自ら発見、創意と工夫で発展させた農法等を行政が取りあげる 
 田んぼの生き物調査や生物情報の収集現場では、地域の活動を助成してきた市町村の担当者が、指導権を握り、当初の主体メンバーを外して行政指導型のシンポジウムになってしまうケースが続出しています。
 しかも、情報を管理して、市民等が一生懸命収集した情報すらも、自らの著作権物として、権利の主張を始め、ブランド名の独占化を図ったりしています。
これでは、任意団体やNPOとして、一生懸命頑張ってきた市民は踏んだり蹴ったりとなります。
 従って、市民の創意と工夫でしかできないきめ細かい調査や、行動が制約されてしまいます。参加者がどんどん減っていきます。

事例2 担い手が誰もいなくなったNPOの末路……NPOはワーキングプァを産み出す
 簡単に、NPOは成立させるべき事ではないと考えています。経理的にも、業務的にも責任の所在が曖昧のままでは、うまくいかなくなったときの解散がとても出来ません。一種の無限責任を負わなければならない事態となりかねません。
 特に行政の下請となっている業務系のNPOの立場は、とても苦しくなります。まさに利益を生み出せない、最低の賃金しか貰えない、哀しい立場となりかねません。NPOを夢見て参加した市民の幻滅は大きく、1~2年はともかく、3年目以降は市民の誰もが参加しない、形骸化した内容に陥るケースがあまりに多い現実があります。

事例3 財団や博物館が、NPOを利用して資金集めと新規事業を意図する例
 これは、国もNPOを支援する企業団体も含めて、NPOの名前をかたって資金と新規事業に取り組む事例です。この形態がとても多くて、特に財団法人では常態化しているように感じられます。
 極端に言えば、国からのNPO助成金を、ダミー的に任意団体やNPOを行政側が作って、国からの助成等を受け、そのほぼ全額を市町村や県から派遣した職員の給与の一部に振り当ててしまうケースすら生じています。
 あげくに、それなりに立ち上がってきた任意団体等が、行政側から疎まれて、予算配分ゼロを公言して、責任者を追いつめるような事すらも公言してはばかえらない。

事例4 NPOグループを競争させて、言うことを良く聞くNPOを優遇する
 これは、日常的に行われ出していて、特定のNPOのグループだけが恣意的と思われる予算配分で、海外へ視察へ出掛けたり、特定の業務(地域への立て看板設置業務等)を任意に請け負わせ、予算配分に預かるなど眼にあまる状況も目立ちだしています。結果として、特定の公共工事を行うに当たり、反対を言わせないための介入策としか受け止められない動きです 
  


  

朝日新聞が連載を開始。「漢字と付き合う」市名の明暗(1)

2007-01-28 11:19:43 | 組版プロの思考からXMLを考える
2007-1-28
 本日の朝日新聞朝刊総合3面に、「漢字と付き合う」市名の明暗(1)として、奈良県葛城市役所での事例が紹介されています。
 町村合併にあわせて、わざわざ略字で「葛城」と「葛」を略字に敢えて替えた事例とのことです。
 逆に岐阜県「飛騨市」では、「騨」を正字に決めてあったそうで明暗が分かれたとの内容。
 今後、Vistaの普及にあわせて、このような話しは枚挙にいとまがないかのごとく日本中で、沸騰する可能性が高いと思います。

 一つ、文書管理上でのコンバータを開発する立場からは、
microsoft社に要望したいことは、改めてオープンタイプフオント(OTD)環境での約束事である、フオントファミリー名及び番号を付加してサードパーティでも、フオントの管理が可能にして頂きたい。その1点だけです
 microsoft社への改めてお願いです。よろしくお願いいたします。




鳥インフルエンザの媒介者は大陸からの渡り性カラス類?

2007-01-28 11:07:05 | 利根川下流域に水鳥の大規模越冬地形成
2007/1/28
 本年度も中国・九州での強毒性ある「鳥ウイルス」の話しが続いています。「宮崎県での2ヶ所」に続いて本日朝は「岡山県」での出現の可能性をTVが伝えています。判断として、大陸から冬の期間渡来した野鳥との可能性がとても高いと考えられます。
 私個人としては、渡り鳥としてのカラス類(ミヤマカラスやコクマルカラス等)の
可能性を感じています。
 韓国経由と思われますが、日本の越冬地で、餌を求めてのこのことと鶏の鶏舎に入っていける鳥としては、いろいろと考えてみましたがカラス類くらいしか思い出せません。しかも近年、温暖化の影響と言われていますが、本州への渡来が激増しています。最近はどんどん北上し、新潟平野でも多数が観察される事態と言われています。 
 でも、「鳥ウイルス」は、閉鎖された箇所に超過密で飼育された、ストレスで弱り切った鶏だから一気に病気になると言われています。国内での蔓延を防止する策として、鶏の飼育環境を改善して、過密養鶏の環境から開放することが求められるのではないでしょうか。急がば回れの知恵です。
 その観点では、今回の「鳥ウイルス」の前例となった「スペイン風邪」と呼ばれた病気は、第一次世界大戦中でしかも「塹壕病」と言われていたことが知られています。鶏の鶏舎と洗浄の塹壕之兵士達を対比する事は無茶ですが、いずれも被災が強いストレス下にあった事、それが体力を奪い、また相互の干渉によって大量蔓延の大きな原因であったのではないかと、個人的には考えています。