文明化重視から文化再生へ、日本の文化の根源を支える、生業(なりわい)。その再構築にIT技術の導入を

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千葉の利根川の現実の1断面として 2004年1月14日 12:44

2006-04-29 21:26:45 | 里山に託す私たちの未来-再生策を探る
里山の生物指標の一つとして、河川には鮭の遡上と産卵、孵化→太平洋からの回帰の回復があると思います。2004年1月11日 
 千葉県栄町の新海さんの冬期湛水水田を開始した田んぼ横で、飛び越えられる幅の素堀の用水で、たった200mの距離に、平均80cmの鮭のほっちゃれを4頭も発見、写真を撮りました。

田んぼに鮭が遡上
 生き物にとって、水はすべての源。きれいで温かい水があれば産卵できますので、鮭は利根川から、あらゆる困苦を乗り越えて、このほ場整備されていない、冬期湛水水田の横にたどり着いたのでしょう。
 白鳥も38羽。雁も来ました。タゲリという渡りをするシギも多数渡来。
 どうしてこのような場所まで鮭が遡上してきたのか、不思議です。 
 一つ、利根川流域で流れ込む、それぞれの支流河川が、ほ場整備等によって、それぞれの河川特有のにおい等をなくしており、鮭の水の記憶がはっきりしないために、田んぼの生物濾過されたきれいで温かい水のにおいをたどったら、栄町の田んぼに来てしまったのかも知れません。
 どのくらいの個体数が、この流域に遡上してきたか不明です。ただ、印旛沼では、川に仕掛けられた網が、破られる寸前までのかってない大量個体の鮭が遡上してきたとのことです。 里山の一つの指標として、鮭は重要だと思います
 

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