
■チャーハン
最近おいしいチャーハンはどの店でも食べることができる。ふかひれの姿煮などを載せたりする豪華趣味
もあるが、そこは変わり種のチャーハンも食べてみたい。
「店名を使っている自信作・翡翠チャーハン」翡翠楼本店(中山路)
関帝廟の横に位置する翡翠楼。その名の通り、やや緑がかったスープ(アン)がかけられている。やや高い
が、点心とのセットもあるので、楽しみ方は数種類。こんなチャーハンもよいと思う。
「基本に徹底した炒飯を食べるのなら」清風楼(関帝廟)
非常にオーソドックスな炒飯をどうしてこれだけおいしく仕上げるのだろうと感動したの
がこの店。失礼であるが、派手さの全くない店。メニューも定かではない。本来「シュウマ
イ」の非常においしい店。土産にはお勧めである。
久々に正統派チャーハン「清風楼(関帝廟)」に伺う。
チャーハンは中華街でも多くの店舗が、工夫したものを提供している。その中でも多いのが、スープチャーハン。最初に出した(私が気がついた)のは、接延の「スープチャーハン」。その後も多くの店でスープチャーハンを目にすることになった。多いのはふかひれをあんかけスープにしたものかもしれない。最近は、鳥の巣チャーハン(酔楼)などデザインに走ったものも出されている。
今回興味をもたれたのは「翡翠楼の翡翠チャーハン」。私も、2年ぶりぐらいの対面である。緑色といえば、以前は「青いスープのラーメン」。広東(広東路)という店が遊び心で、リキュールの色を使って作っていたが、今は閉店し食することができない。翡翠楼はほうれん草を基本とした緑を追求している。したがって風味にかけることはない。しかし、緑色のあんがかけられているチャーハン。始めてみる人は一歩ひくかもしれない。
最近は、点心・料理一品を付けたセットも1300円程度から食べられるので、変化をつけるためにセットにすることもよいかもしれない。チャーハン自体はいたってシンプル。卵チャーハンである。特徴なのは、あんかけ。これは見栄えとは裏腹、非常においしいものである。それもそのはず、高級食材「金華山ハム」からスープを取っているらしい。それなりの濃厚感を感じるのはそのせいであろう。具財は、「チャーシュー」「えび」「いか」「エリンギ」などが、細長く刻まれている。食感だけでいえば、あわびに一瞬感じることもある(エリンギ)。
チャーハンと混ぜて食べてしまう人も多いと聞くが、私はあんかけにチャーハンを乗せ、じわじわと責めていくタイプである。そのほうが、あんかけとチャーハンの風味が両方味わえるような気がするからである。チャーハンに基本的な味がついているので、あんかけがやさしさを与えるように感じるのは私だけだろうか。とくに、海鮮がレアから少しいったところで加熱が終了。やわらかくおいしい。スープとチャーハン、意外と量はある。2人程度で分け合うように食べるのも一考である。
「ランチのイメージ」
翡翠楼 中国料理 045-651-7108 ブログ ランチ
630円(料理一品+スープ+漬け物「ザーサイ」+ご飯+デザート「杏仁豆腐」)
850円(麺類+チャーハンなどのセット+デザート「杏仁豆腐」)
なにやら工事をしているのを確認していたが,9月20日に家庭的な店として開業した。すでにランチも営業していた。当然入店確認をしてみた。店内はまだできたばかりの臭い(新建材)がしていた。非常にシンプルにできている店舗は,非常に小さい。1階は厨房と椅子席4つ程度。2階もあるらしい。当然家族経営。気のあったスタッフが丁寧な対応(中華街としては珍しい)をしてくれる。子供らしい2人の若者がサービスに精をを出していた。
ランチのメニューも多いが,630円で設定しているのはうれしい。メニューもランチではなかなか出されない物もあり,興味深い。今後も楽しみである。座ればなんとおしぼりがででくる。うれしい。その上アルコールを注文しないと,ポットに入ったウーロン茶が出される。のんびり待ちながらグランドメニューを見せてもらえば「海鮮料理」が豊富。私にとってはうれしい品揃えである。ランチにもその気配はあり,豆腐の海鮮の煮物を頼んでいた人がいたが,立派な一品である。
最近アルコールで酷使している肝臓のために「レバー炒め」を頼んでみた。トウチ炒めと書いてあるのでうれしい。出された物は,なかなかの量。十分に2から3人で分け合える物である。当然炒め具合も,味付けも悪くない。やや濃いめであるが,レバーの下ごしらえも良く。抵抗無く食べられる。スープも黒酢入りの酸味のある物。すっきりしていておいしい。できたての味もする。開店当初でこの程度の切り盛りをしているのは今後が大いに規定できる。デザートも私の食べ具合をみて出してくる心遣いがあった。
ランチ)630円と850円の9種程度のメニューが週替わりで準備される
ランチ例)630円①エビとイカの豆腐の煮物②牛レバーの統治炒め③④
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