以前は、「餃子」がランチについていたが、最近は「餃子定食」になってしまった。ランチにつく餃子は半端ではなかった。大きく、ジューシーなものが提供されていたが、今思えば残念である。しかし、味の良さは変わらないであろうときたいし、2年ぶりに入店。
ランチは、デザート(100円を出せばつく)は無いのに、750円という結構高い。メニューも私が観察している限り、変わらない7種。まあ客の方も毎日くるわけではないかもしれないのが、「餃子以外」は変化をつけてくれても良いと思う。
比較的ヘビーなメニューが多い。今日は夏ばて気味「豆腐と野菜のオイスターソース煮」に目がいく。野菜というのにとまどったが、出されたものは「豆腐と干し椎茸の煮物」そう名乗っていてくれた方がふさわしい。
まずはサラダが出される。きれいに仕上がったサラダには、豆腐の刻み(そばのようになったもの)が入っている。中華街では時折あるが、さっぱりしいておいしい。ドレッシングもオリジナルであろう。おいしい。でも、漬け物がつかないので、私は漬け物がつく方がありがたい。
ご飯はおいしい。スープは、アサリが入った薄味。薄味でおいしい。少量なのが断念な気がした。当然身も賞味する。メインディシュは豆腐から丁寧に揚げられたもの。野菜というよりは、中華街で良くある「干し椎茸と豆腐の煮もの」である。肉厚のほし椎茸の香りがよい。
十分なスープで煮込まれているので、ご飯にかけると絶品。ミニ丼として2杯を食してしまう。重ね重ねであるが、香の物があれば最高のランチメニューである。満腹となり店を後にする。そういえばおいしそうな「冷やし麺」のメニューが出ていた。おもしろいのは夏限定のペアセット。チャレンジしてみたい逸品である。
「以前のイメージ」 中華街ランチの楽しみ
蓬莱閣「北京」 045-681-5514 ブログ ブログ
700円(料理「ご飯+麺」1品+餃子「2」)
開帝廟の山下町公園の前にある。小さな店である。どうも一階しかないようなので,20人程度の客室数と思われる。ランチとしてのメニューは提示されていないが,「ご飯」「麺」類に100円プラスでこの店自慢の餃子が付く。上海路との交点にあるため入りやすい雰囲気はある。店の規模通り,家族経営のアットホームな雰囲気のする店である。店内では息子さんが,厨房ではお父さん(確認したわけではないが息子と似ている)が調理し,その中間を母親が立ち回る姿は,日本の飲食店には少なくなってきている。非常になごみを与えてくれる店である。
上記の通り,余計なものは何もサービスがない。ぎょうざ2個つけて100円増し。最初はサービス不足と思うであろう。しかし,食べてみればその餃子がただものではない。まずは大きさ。「ジャンボ」。食べてみれば,やや肉厚の皮に包まれた中には,ジューシーな具がふんだんに入っている。こんな餃子を昼食べたら,午後から大変と思いきやにおいがない。しかし,餃子の風味は出ている。そうかニラで出している。そのほかの具も肉も十分に入っている。2個食べればお腹が見たさてしまう人も多いのではないか。当然味は申し分ない仕上がりである。おすすめメニューに「椎茸ご飯」があったので,頼んでみる。想像通り,干し椎茸とタケノコが炒めにとなったものである。実にシンプル。それ以外には彩りに入っている青梗菜しかない。3種の具で・・と思うほど,ご飯と合っている。実においしいとろみがかかっている。残念なのは,スープはあるが「ザーサイ(香の物)」が付いていないことである。
コース料理も2000円程度からあるようでが,試したいのは「餃子コース」。水・焼き・蒸し餃子と何か難しい名称の料理(酸辣湯「スエンラータン」と思うが自信がない)が付いている。当然前菜(牛肉の)も付いている。普段でも餃子は600円なのだから1800円それにスープと前菜が付くのだから,ビールのつまみには最適である。考えてみれば,焼き餃子は4個で600円だからランチでは300円分付いているということなのだ。
ランチ例)「ご飯+麺」1品+餃子「2」に付く。
だいたい700円から800円だから,800円から900円になるが,餃子を考慮に入れれば納得はできる。
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