中華街では700円を超えれば、大概デザートはつく。しかし、個々大通りの老舗均元楼は、800円越えのデザート無し。その分、小鉢がつくのがありがたい。最近はコーヒーもつくようになってきている。中華街では「杏仁豆腐」と思う人には向かないが、美味しいランチを食べたいと思う私のようなおじさんには最多的である。
街は廊下のようになった1階の席に案内される。換気も悪いが煙草を吸う人が多い。非常に煙たい。どうも我慢出来ないので、こんな老舗なのに分煙はしていないのかと聞けば、奥に案内された。「言っていただければ部屋はたくさんありますから申し出てほしい」という。
20帖ほどのスペースに案内された。天井も高く落ち着いた雰囲気。なぜか落ち着く。当然他に客はいない。まずは水・紙おしぼり(800円越えなのだから紙はないだろう)が運ばれて来る。まだお櫃でのサービスを維持している。漬けもの(美味しい梅仕立てのザーサイ、私は好きである)と小鉢が出される。
これでご飯が食べられるが、じっと我慢する。すぐに主菜が出された。今日は「イカ・貝柱・にんにくの芽の醤油炒め」が出された。美味しそう。以前よりは若干量が減ったような気がするが、まあいいか。食べてみればやはり美味しい。
魚介類がたくさん入っている。貝柱と言うよりも小さな帆立が入っているようなもの。野菜も入っており、それぞれの味を楽しむことができる。肉肉の芽は押さえ気味。仕事中なのでこの程度で十分。スープはあっさりとしているが、十分煮込まれた美味しいもの。
最後は、コーヒーとオレンジジュースが選べるらしい。聞いてきたがやはりコーヒー(この時期はアイスのみらしい)を頂き終了。満腹となる。
「ランチの以前のイメージ」 中華街ランチの楽しみ
均元楼「広東」 045-651-9346 ブログ
800円(料理1品+スープ+ザーサイ+ご飯+デザート「杏仁豆腐」)+おしぼり
しそ風味にアレンジした薄塩ザーサイが非常に美味しい。中華の油っぽい食事を,ザーサイを食べることによってさっぱりしてくれる。これだけで十分ご飯がたべられる。おいしい。老舗の味を守り,十分なボリュームと共に堪能できる。重厚な感じにまとめられた店内は,落ち着いた雰囲気があり,中華街に来たという実感が十分に味わえるはずである。
本格的中華料理を食べてみたいという人は,コースメニューは5000円以上となっている。いろいろな工夫がされているメニューが多そうなので,店の味付けを試してみるのには良い。
800円(料理1品+スープ「大」+付け合わせ(メンマと春雨・キュウリ)+しそ風味ザーサイ+コーヒー)+「紙」おしぼり(太)
久々に行ってみた。もともと良い印象を持っていたが,やはり最高位をしめるランチである。何よりメニューがランチだからというメニューは用意していないのがうれしい。一品料理として十分通用する内容が提供される。何より,客の応対が良いことはいつ行っても変わらないようである。
今回は「カキと豆腐の胡椒炒め」を頼んでみた。旬のものを出すなどうれしい配慮である。カキが好きが私には堪えられない。まずは,おしぼりと箸が提供される。オーダーを取り酒類の注文が無いことを確認してから,お茶が提供される。大きめのポットに入れられてくるだけではない。最初の1杯を丁寧に注いでから,さりげなくポットを置いていく。主菜の量が何せ多い。普通の店の小に匹敵する。それだけ食べても十分に,お腹が満ちてしまいそうな量である。付け合わせ・漬け物も独特で美味しい。ご飯がこれまた美味しい。一人でも十分な量がお櫃に入れられて出てくる。ありがたい。仕上げのコーヒーも客に確認してから,持ってくる。作りたてのように美味しいものが大きめのカップで提供される。実に気持ちの良い店である。
以前はコースは高めに設定されていたような気がするが,旬のメニュー(?)として,1900円で「北京ダックライトコース(北京ダック2枚/人+ダック肉の炒め物+ダックのスープ)3種」が用意されていた。そのほかに料理9品が着いた6000円/人もある。飲茶も3000円からの設定になり,5人揃えば「イカと青梗菜の炒め物」が追加されるようになっている。コースも相談のようであるが3000円から可能なようである。
ランチ例)
A海鮮の揚げ物(盛り合わせ) Bカキと豆腐の胡椒炒め C三種キノコの中華風炒め
肉肉 は にんにく のことだとすぐにわかりました。