「しばらく休業する」の掲示。
まるた小屋等このような店は各通りに1店舗ほどはあってほしい。再開をご期待いたします。
「以前のイメージ」
非常に小さな店舗が,南門近くに「パオ」という名称で開店(2004秋)した。
厨房を合わせても10畳程度の小さな店である店舗である。その中で小さなカウンターがあり,2名ほどの職人が働いている。10席程度の客席しかない小さな店舗である。屋台の雰囲気を感じるほど素朴な雰囲気である。偶然であるがそんな店内に,身内らしい年寄り(婆さん)が二人座っている。従って,客が座れるのは6人程度。テーブル(カウンター)には灰皿もおいてないのに,バクバクと煙草をひっきりなしに吸う。小さな店なのでそれだけで息苦しくなる。
基本は500円均一のような店。湯麺・チャーシュー麺・ワンタン麺などが味わえる。なかでもおいしそうなのはネギそば。ラー油をネギに絡めたものが提供される。本日は店頭に『ワンタン麺+ミニ中華丼600円』の表示。中華街を基本とする私には最低限の妥協策。どうにか入店してみようという気になった。ひとり客がいた。小さめのどんぶりを食べている。2種(チャーシュー丼・豚バラ丼)のうちの1種を食べていた。そういえばこの店,とんぶりものはミニしかない。普通サイズはメニューにはない。
当然私は,『ワンタン麺+ミニ中華丼600円』を注文する。中華鍋に火をつけているので,わざわざ新しく作るものかと思えば,作り置きを暖めるだけ。ワンタン麺は当然ではあるが作り置きではない。ワンタンと麺を湯がき準備している。当然ワンタン麺は通常の規模。ボリュームはある。ほうれん草やネギもたっぷり入ったなかなかのヘルシーなもの。意外と麺のゆで具合も良くおいしい。しかしながら,スープが単調でいまいちなのが惜しい。価格から察すれば腹を満たす野であれば,十分すぎるものである。それ故に,ミニ中華丼の量は侮れない。器は小さいがなかかなの状態。量は十分である(市場通「菜香市場通店」の通常のどんぶり以上のものである)。残念なことには,一般家庭の味。おいしいとは言いかねるもの。中華街に店舗を構えた勇気は敬意を称すが,とてもこの界隈で太刀打ちできる料理ではない。
ランチ例)日替わり(不定期)でセットメニューが提示される。
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