中華街の魅力

齋藤修と多くの人が中華街情報を共有する場となることを期待いたします。最近中華街にあまりいけず、データーを整理しています。

焼き餃子を食べるのであれば「蓬莱閣」がいいな

2010-01-06 18:34:16 | 店の情報

焼き餃子は日本人にとつては、普通。しかし、中国では本来無い食べ物。最近逆輸入も多いとは聞く。そんな経緯でも中華街でも扱う店は少ない(いや少なかった)。そんなわけで多くの店で、焼き餃子、焼き餃子を売りとする店までででいる。まして羽根つき?。まるで宇都宮餃子まがいも・・?

私が、中華街美味しいと思う「焼き餃子」は、この蓬莱閣。以前は、ランチでも餃子がついたのだが最近はつかない。非常に残念。つかなくなってからランチに行かなくなったが、そこは餃子を得意としている店。最近はそれをメインとしている。こういう店が好きである。

中華街は、それぞれ本当は料理でも得意な分野があるもの。したがって、「・・・料理」となっていたのだが、最近開業する店はほとんど「中国料理」と名乗る。聞いても、中国料理全般言ってくる場合も多い。以前湖南料理に特記していた「明揚」と言う店があったが懐かしい。

そうなれば、「王ばあちゃん」の味を継承する餃子として、売りにしているこの蓬莱閣は好きである。このまま地道に王道を進んで行ってほしい。

「餃子がついた頃のランチ」
蓬莱閣「北京」 045-681-5514    ブログ   
 700円(料理「ご飯+麺」1品+餃子「2」)
 開帝廟の山下町公園の前にある。小さな店である。どうも一階しかないようなので,20人程度の客室数と思われる。ランチとしてのメニューは提示されていないが,「ご飯」「麺」類に100円プラスでこの店自慢の餃子が付く。上海路との交点にあるため入りやすい雰囲気はある。店の規模通り,家族経営のアットホームな雰囲気のする店である。店内では息子さんが,厨房ではお父さん(確認したわけではないが息子と似ている)が調理し,その中間を母親が立ち回る姿は,日本の飲食店には少なくなってきている。非常になごみを与えてくれる店である。
 上記の通り,余計なものは何もサービスがない。ぎょうざ2個つけて100円増し。最初はサービス不足と思うであろう。しかし,食べてみればその餃子がただものではない。まずは大きさ。「ジャンボ」。食べてみれば,やや肉厚の皮に包まれた中には,ジューシーな具がふんだんに入っている。こんな餃子を昼食べたら,午後から大変と思いきやにおいがない。しかし,餃子の風味は出ている。そうかニラで出している。そのほかの具も肉も十分に入っている。2個食べればお腹が見たさてしまう人も多いのではないか。当然味は申し分ない仕上がりである。おすすめメニューに「椎茸ご飯」があったので,頼んでみる。想像通り,干し椎茸とタケノコが炒めにとなったものである。実にシンプル。それ以外には彩りに入っている青梗菜しかない。3種の具で・・と思うほど,ご飯と合っている。実においしいとろみがかかっている。残念なのは,スープはあるが「ザーサイ(香の物)」が付いていないことである。
 コース料理も2000円程度からあるようでが,試したいのは「餃子コース」。水・焼き・蒸し餃子と何か難しい名称の料理(酸辣湯「スエンラータン」と思うが自信がない)が付いている。当然前菜(牛肉の)も付いている。普段でも餃子は600円なのだから1800円それにスープと前菜が付くのだから,ビールのつまみには最適である。考えてみれば,焼き餃子は4個で600円だからランチでは300円分付いているということなのだ。
ランチ例)「ご飯+麺」1品+餃子「2」に付く。
だいたい700円から800円だから,800円から900円になるが,餃子を考慮に入れれば納得はできる。

 

 

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