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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「清原覚せい剤裁判」に思う。

2016-06-02 08:11:03 | 日記
各スポーツ紙の「清原裁判」の記事読みました。清原の言葉からも、なかなか抜け出せない薬物依存性の怖さが分かります。しかし、なぜ、あれだけのヒーローが、こんなことになってしまったのか? そして、「覚せい剤をやめるためには、自らの命を絶つしかない」という清原自身の思い詰めた言葉を聞くと、なぜ、誰も、この苦境から救ってあげることができなかったのか? と、いまさらながら思いました。そして、私の脳裏に「あの人さえ生きていれば、清原に苦言を呈し、ここまで堕ちることはなかったのではないか」と、一人の男の名が浮かびました。
「常勝西武」の礎をつくった根本陸夫管理部長です。管理部長という役職名ですが、今でいえばGMの仕事。禁じ手まがいの手を使い、多くの名選手を入団させ、「常勝西武」を創りました。「球界の寝業師」という異名をとった根本氏なら、清原の周りに巣食った甘い汁を吸おうとした連中を駆除することができたと思います。その人脈の広さ 神出鬼没といわれた行動力・・・どれをとっても、他の人の追随を許さなかった根本氏ならば、そして、清原の覚悟が本気ならば、ここまで事態が進展する前にくいとめられたのではないでしょうか? 「懲役2年6ヵ月 執行猶予4年」の判決を受けた清原被告。再起への道に、こうした頼りになる後ろ盾がいればいいのですが。