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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

渥美清の仁義を聞きに「沓掛時次郎 遊侠一匹」

2016-06-27 09:35:15 | 日記
先週まで東銀座の「東劇」で上映されていた「俳優•渥美清の軌跡」から「沓掛時次郎 遊侠一匹」観てきました。寅さん以前の渥美清作品上映ということで、この映画66年の作品。寅さんは69年スタートですから、3年前の作品となります。
冒頭 中村錦之助演じる時次郎と旅を続ける渥美演じる浅吉。「おひかえなさって」と.浅吉が仁義を切る場面から始まります。やはり、後年の寅さんにつながる歯切れの良さです。ただ、私、映画の内容知らないで観に行ったのですが、浅吉 最初の出入りで、あっと言う間に斬殺されてしまいます。その後は、渡世に嫌気がさした時次郎 一人旅を続けます。ふとした事から知り合った母子。この母 おきぬを演じるのが、池内淳子。一宿一飯の恩義から、時次郎が手に掛けてしまった三蔵 この男の女房がおきぬと知った時次郎 自分の故郷へ母子を連れて面倒を見ようと3人の旅が始まります。
言わずと知れた長谷川伸の作品ですが、日本人のすきなストーリーの股旅もの。こういうものを好むようになったというのは、私も年をとった証拠でしょうか。