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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

PARCO劇場ラストラン 前田敦子×柄本時生「LOVE LETTERS」

2016-08-03 12:29:10 | 日記
昨夜は、PARCO劇場のラスト1週間を飾る「LOVE LETTERS」を観てきました。1930年代 同い年の幼馴染 アンディとメリッサの人生を描いた朗読劇。PARCO劇場では、1990年8月から上演されています。チラシ見ると、いままで460組にカップルが演じてきたということです。私、そのうちの1割くらいは、観ています。
昨夜のカップルは、柄本時生×前田敦子という若い2人。
1幕は、小学校での出会いから、大学時代、初めて一夜を共にする場面まで。2人とも、実年齢に近い部分を演じているので順調。メリッサという女性、のちに精神を病んでしまうのですが、1幕でも、何度かヒステリックな部分がでてきます。前田敦子 その部分は、結構感情的に演じていました。歴代のなかでも、かなり激情の昂りを感じさせてくれるメリッサでした。
2幕 酒に溺れ 精神に異常をきたしていくメリッサに比べ、アンディは、海軍従軍中に、日本の芸者ガールと恋に落ち、両親をハラハラさせた以外は、周囲の期待通り、政治家への道を邁進していきます。大物へ、順調にステップアップしていくわけですが、このあたり、やはり、まだ、柄本時生 若さが邪魔をしてしまいます。ま、そこは仕方のないところ。ラスト、メリッサの葬儀。思い出を語るアンディを、メリッサが、じっと見つめています。この場面の前田敦子 アンディへの愛情が、よく表れていて、実に魅力的でした。
出演者のコメントが書かれているリーフレット読むと、前田敦子「何十年後かに、また演じたい」と、コメントしていました。40代になった彼女のメリッサ 観てみたい気がします。