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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

8月の歌舞伎座は、勘九郎 七之助兄弟「廓噺山名屋浦里」

2016-08-11 10:45:35 | 日記
歌舞伎座の「八月納涼歌舞伎」夜の部「廓噺山名屋浦里」観てきました。
笑福亭鶴瓶師の新作落語を、私生活でも交流のある勘九郎 七之助兄弟が演じています。
真面目一方の江戸留守居役·酒井宗十郎(勘九郎)その性格故、仲間から疎まれています。留守居役の面々、何かと理由をつけては、酒色に溺れる毎日。宗十郎には、耐えられない生活です。彼らのひとりが、次回の寄り合いで、お互いの江戸妻を紹介しようと提案します。宗十郎には、無理なことなのを承知のうえの嫌がらせです。宗十郎、ふとしたことで出会った山名屋の浦里花魁(七之助)に、その役を頼もうと、山名屋の主人(扇雀)に談判します。が、浦里は、吉原一の売れっ子花魁 当然断られます。が、それを聞いていた浦里が、主人に願い出て、その申し出を受けます。宗十郎、同役の鼻をあかすことに成功します。
いい人情噺で、ちょっとウルウルする場面もありました。勘九郎らに交じって、鶴瓶師の長男·駿河太郎が、山名屋の牛太郎·友蔵として、いい味出してました。