プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

全く予想外の展開だった「シン・ゴジラ」

2016-08-23 12:12:03 | 日記
「シン・ゴジラ」観てきました。いや、予想外の展開に驚きました。大体、私の記憶にあるのは、子供の頃に観た「モスラ対ゴジラ」くらい。昭和39年の作品ということですが、当時人気絶頂だったザ・ピーナツが、モスラの唄を歌っていたのを記憶している程度です。基本、「ゴジラ」という映画は、ゴジラが日本に上陸して、周囲を破壊しまくるものという程度の認識でしたので、どれ観ても一緒だろうくらいに思っておりました。
で、今回の「シン・ゴジラ」庵野秀明総監督ということですが、まず、私は「エヴァンゲリオン」自体、名前を知っている程度なので、そのスゴさを理解していません。ま、とにかく評判がいいので、観に行こうという感じ。残念だったのは、3Dでしたか、迫力のある放映が終わってしまったこと。せめて、音響だけでもと「LIVEサウンド」方式というやつで観てきました。
最初、ゴジラが登場したときは、「あれ、こんなんだっけ?」という感じ。松井選手の登場曲でもおなじみ伊福部さんのゴジラのテーマソングも聞こえてきません。第1波が終わった後、再びゴジラ登場。今度こそ、子供のころ観たゴジラです。お馴染みのテーマソングも聞こえてきました。「やっぱり、ゴジラは、こうでなくっちゃ!」という感じ。うん、納得。私、川崎の映画館で観たのですが、この近辺 壊される 壊される ひとたまりもないほどやられまくりでした。
ゴジラ いよいよ都心へ。ここから、政府の対策も描かれていきますが、科学者といい、頼りないことおびただしい。会議を繰り返し、法律の壁にぶつかり、総理大臣以下、右往左往。「あれ、ゴジラって、こんな映画だっけ?」と、私は再び?マーク。
途中、政府要人は、あっけなく死んじゃうし、生き残った人たち矢口(長谷川博巳)赤坂(竹野内豊)らが、ゴジラを凍結させるために、心血を注ぎます。失敗すれば、「核」が使われる。ギリギリのところで、彼らが生み出した「ヤシオリ作戦」は成功。よかった!「ゴジラ」が主人公というより、ゴジラに立ち向かう人間たちのドラマが、テーマだったとは、何の予備知識も持たずに行った私としては、全くの予想外。ま、大人が観るには、この方が面白かったですが・・・