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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

池部良 森繁久弥 「坊ちゃん」

2018-08-20 10:37:59 | 日記
また、古い映画のお話にお付き合いください。
夏目漱石の「坊ちゃん」 池部良主演の映画化。1953年の作品。京橋の「国立映画アーカイブ」での上映。この会場 以前は「近代フィルムセンター」という名称だったんですが、いつの間にか変わったんですね。

「坊ちゃん」 観に行ったのは、森繁久弥が「赤シャツ」を演じているから。考えてみれば、森繁さんにぴったりの役かもしれない。他に、山嵐が小沢栄太郎(当時は、小沢栄という名前でした。最初は、誰のことやら分かリませんでした) 野幇間が多々良潤 これまた、軽妙でぴったり。婆やのお清が浦辺粂子 60年以上前から こういう役だったんですね。驚いた!赤シャツが付き合っている芸者•〆太郎が藤間紫 お綺麗でした。マドンナは岡田茉莉子。綺麗さイマイチ(あくまで個人に感想です^_^) その他 渡辺篤 中村是好など、往年の名優が出演しています。

お話は、皆さんご存知でしょうから カット。赤シャツの陰謀で、転任させられるうらなりの歓送会。珍妙な身振り 手振りで男女を描き分ける踊りを披露する赤シャツ。「社長シリーズ」を思わせる森繁さんの演技。この踊り観ただけで、足を運んだ甲斐がありました。