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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

50年前のイギリスは•••シアーシャ•ローナン 「追想」

2018-08-21 10:40:09 | 日記
「レディ•バード」を観てから すっかりお気に入り。シアーシャ•ローナンの新作「追想」観てきました。
チラシ見ると
「一生忘れられない恋だった。たった一日で終わった結婚。若い2人の狂った歯車は、止まることはなかった」
と、あります。私、結婚した2人が、何故うまくいかなかったのかを描いた作品だと思って観に行ったんですが、ちょっと違ってました。この映画の原作 そのものズバリ
「初夜」
つまり、その夜を中心に描いた作品でした。

映画は、結婚式を終えたばかりのフローレンス(ローナン)とエドワード(ビリー•ハウル)の姿を映し出すところから始まります。1962年のお話。
フローレンスは、裕福な家庭で育ったお嬢さん バイオリニストです。父親は、成功者にありがちな唯我独尊タイプ。
エドワードの父親は、学校教師。母は、脳に損傷を負っている。エドワードは、学者を目指してます。
2人の身分は違います。
ふとしたきっかけで出会った2人。まだ20代前半 若い2人のことですから、恋の炎は燃え盛り、結婚へと進みますす。といっても、現代に生きる私から見れば、十分な準備期間があるように見えます。が、肝心の準備(!)だけがまだだった。そう 契りは結んでいなかった訳です。
映画は、彼らの恋人時代を織り交ぜながら、彼らが迎えた「初夜」のホテルでの出来事を描いていきます。ぎこちない2人。
男は焦るし、女は躊躇するし•••
ようやくベッドイン。
が、うまくいかない。焦った男が自爆すると、女は露骨に拒絶!
この後、口論が始まり、一気に破局。
そして、映画は 一気に30年以上経過します。彼らは、その後 どうなっているか。

50年以上前の事とはいえ、イギリスって保守的だったんですね。ちょっと 私には理解しがたい部分もある。ま、そういう女性 今でもいると思うし、もしかしたら、今の日本では、この男女 逆パターンがあったとしても不思議はない。
ラスト シアーシャ•ローナン 幸せになっています。良かった 良かった^_^