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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

四月大歌舞伎 「菊五郎&吉右衛門 御存鈴ヶ森」

2019-04-23 10:34:57 | 日記
幡随院長兵衛「お若ぇの お待ちなせェ」
白井権八「待てと お止めなさりしは•••」
の名ゼリフで有名な
「御存鈴ヶ森」観に 歌舞伎座行って参りました。

長兵衛を吉右衛門 権八を菊五郎という 2人の人間国宝が演じ
さらに 脇を固めるのが 雲助役の左團次 飛脚役の又五郎。
何とも 贅沢な顔合わせ。
私 4階の 「一幕見」で 歌舞伎の素晴らしさ 堪能しました。

お金に換算するのも変な話ですが、
歌舞伎座の「一幕見席」 演目の上演時間によって 値段が決められます。
3階B席 4000円を 時間によって割る。
で、タイムテーブルによると
3時11分開演 50分終演という 40分に満たない この演目
なんと チケット代金

1000円!

いや、それで あんな素晴らしい舞台観せて頂くのは、申し訳ない気すらします。

観ていて 改めて気づいたのですが、白井権八というのは、
17、8歳の設定なんですね。
それを 古希をゆうに過ぎた菊五郎が不自然なく演じる。
この辺りが、歌舞伎の素晴らしいところです。

一つだけ残念だったのが、掛け声。
3階 4階で観ていると、あちこちから
「大播磨」「音羽屋」と 声が掛かるんですが、
ちょっとタイミングがズレてる気がしました。
こっちは、素人ですから よく分かりません。
見当違いのことを言っているのかもしれませんが、
違和感は 拭えませんでした。