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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

鈴本八月中席「さん喬•権太楼特選集」中日

2022-08-16 09:25:57 | 日記
昨夜は、再び鈴本演芸場へ足を運びました。
初日に続き、昨日は中日。
お目当ては、トリのさん喬師匠「柳田格之進」です。

6時頃、鈴本へ到着。
では、演目と演者
幇間腹 菊丸
紙切り 正楽
かぼちゃ屋 一之輔
すなっくらんどぞめき 喬太郎
摂州皿屋敷 新治
中入り
粋曲 小菊
疝気の虫 権太楼
奇術 ダーク広和
柳田格之進 さん喬

序盤、一之輔と喬太郎 両師がめちゃくちゃ笑わせます。
特に、喬太郎師。
ヒザを悪くして、見台を前に置いての高座ですが
ラスト近く、喬太郎チックの男女の場面
「師匠が聴いてるぞ!」
「良いんだよ。師匠は、喬太郎が、こういう芸風だって知ってるんだよ」
は、めちゃくちゃ受けた。

中入りの新治師匠。
「前に一之輔 喬太郎。後ろに、いつ人間国宝になってもおかしくない人。間に入って
なに演れっていうの?」
と、ぼやきながら、師匠譲りの怪談噺をみっちり。

権太楼師匠
まくらで今年1月、コロナに罹った話。
「濃厚接触者はいますか?」と訊かれて、おかみさん。
「わたし、3日間口きいてないから、濃厚接触者じゃありません!」
「疝気の虫」が暴れている時、伴奏のお囃子さんがなかなかやめないので
「バカヤロウ!オレは後期高齢者だ!」

さん喬師匠
まくら振らずに、格之進と万屋の出会いから淡々と。
事件が起き、主人が番頭を大喝するところから
ラストまで、一気に盛り上げていく。
50分 一分の隙もない高座でした。