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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「三遊亭圓窓師匠死去」

2022-09-20 09:26:35 | 日記
また一人、ベテランの落語家がお亡くなりになりました。
三遊亭圓窓師匠 81歳でした。
圓窓師匠がお亡くなりになったことで、昭和の名人•六代目圓生師匠の
直弟子は、一人もいなくなってしまったということです。

私が学生時代、圓窓師匠と小さん門下の小三治師匠は、ライバル視されていました。
「笑点」でレギュラーを務めるなど人気落語家だった圓窓師匠は
本業でも「圓窓五百噺」という会を企画。
埋もれている落語の発掘に精力的に取り組みました。
確か西武関連の企業が協力しついたのではないかな。
池袋で「五百噺を聴く会」が開かれていて、
私もよく通ったものです。

晩年は、「七代目圓生」の名跡を現圓楽 故圓丈らと争って話題になりました。

私が最後に師匠をテレビで見たのは、先代圓楽師匠の引退問題のとき。
自身の落語に納得いかなくなった圓楽師が引退を賭けて「国立名人会」で「芝浜」を
口演した。
出来に満足しなかった師が「引退」を口にすると
傍らにいた圓窓師が「兄さん、まだ出来るよ」と声をかける。
ただ、不勉強な人が編集したのでしょう。
テロップは「関係者」となっていました( ̄▽ ̄)

ご冥福をお祈りします。