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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

中野で「瀧川鯉昇独演会」

2022-09-22 09:41:51 | 日記
今週は落語ウィークです。
鈴本通いが終わったら、中野へ。
なかの小劇場で「瀧川鯉昇独演会」楽しみました。

では、演目と演者
動物園 はち水鯉
蕎麦処ベートーヴェン 鯉昇
ねずみ 鯉昇
仲入り
王子の狐 鯉昇

鯉昇師の魅力は、なんといってもまくらの面白さ。
最近は、よく昔の芸人の話をしてくれます。
今回は、小三治師と猫八師のエピソード。

ある落語で仕込み忘れた小三治師
ままよ と、そのまま下げまで。
数日後、楽屋で顔を合わせた鯉昇師。
「これ見てくれよ」と、小三治師が新聞を差し出す。
読んでみると、小三治師が仕込み忘れた落語の評。
「実に斬新な演出」^_^

テレビがない時代、世間には偽物が、よく出没していた。
先代猫八師の父親•初代猫八師。
地方で金に困ると、のど自慢大会を開いて
金を持っていそうな男に
「あなた、上手いね。この土地で猫八って名乗って良いよ」
と名前をあげて、代わりに接待を受けていたという。

良い時代の話ですね。