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さすが海老蔵!「三月大歌舞伎」千秋楽「助六由縁江戸桜」

2017-03-28 12:00:58 | 日記
日曜日は大相撲で感動し、昨日は、寒いなか、もう一つの日本の伝統•歌舞伎を楽しみに「歌舞伎座 三月大歌舞伎」に行ってまいりました。
「助六由縁江戸桜」 「歌舞伎十八番」の一つ。当代海老蔵の当たり役。といっても、私、初見なんですけどね。まず、口上から始まります。右團次が口上を述べて、舞台は吉原へ。豪華絢爛な花魁道中。今を盛りの三浦屋揚巻(雀右衛門) 妹分の白玉(梅枝)らが登場。さらに、揚巻にご執心の髭の意休(左團次)も登場します。そして、幾つかやりとりがあって、意休が助六の悪口を言っているところに、花道から助六が登場。ここで、舞台の雰囲気が変わります。日曜日の相撲にたとえて言えば、稀勢の里登場といったところでしょうか。ここからしばらく、助六の独り舞台。場内のそこここから、「成田屋〜」「十一代目〜」と掛け声が掛かります。
誰彼構わず、喧嘩を吹っかける助六。兄の新兵衛(菊五郎)が登場し、意見をします。と、ここで助六 本心を明かします。実は、助六の正体は曽我五郎。喧嘩を吹っかける事により、相手に刀を抜かせ、源氏の重宝友切丸の行方を探しているのです。弟の本意を知って、兄も同調。二人して、喧嘩を吹っかけているところへ、母満江(秀太郎)も登場。母の許しを得た助六。さて、友切丸は、見つかるのかというお話。
何と言っても、海老蔵がカッコイイ。2時間のお芝居。人間国宝の役者さんが脇に回り、海老蔵を引き立てる舞台でした。


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