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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

再びE・ルビッチ「牡蠣の王女」

2017-05-20 11:43:30 | 日記
再びシネマヴェーラ渋谷での「ルビッチ・タッチ!Ⅱ」より「牡蠣の王女」です。サイレント映画で60分の小品。1919年の作品。ま、そんな難しい筋立てではありませんが、なかなか楽しい映画でした。
牡蠣で巨万の富を築いたクエイカー社長。彼には、オッジというわがまま娘がいます。新聞で、友人が貴族と結婚したという記事を見つけたオッジ。すっかり腹を立て「私も貴族と結婚したい」と、部屋のなかで暴れまくります。が、父親がOKすると、今度は喜び爆発。やっぱり、暴れまくります。こんな娘の行状にも、「大したことじゃない」と、落ち着いた表情のクエイカー社長がいい。
結婚仲買所で選ばれたのがヌッキという貴族。が、自由を失うのを恐れたヌッキ 友人を身代わりにたてます。そして、結婚式!ここでの給仕のダンスシーンなどが、実に楽しい。で、思わぬ形で出会ったヌッキとオッジ。2人は恋に落ち、互いに、本物の結婚相手とわかり、めでたしめでたしというお話。
ルビッチらしい洒落たコメディ。オッジを演じたオッシー・オズヴァルダという女優。当時の人気女優だったらしく、天真爛漫な娘役 好演してました。


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