2022年冬季北京オリンピックまで2ヶ月を切りました。
アメリカに続き、カナダ、オーストラリア、イギリスが外交的ボイコットを表明し、政府関係者は北京入りしないことになりました。
で、昨日はフランスが外交ボイコットを否定。
ま、フランスは2024年にパリ五輪を控えてますからねぇ。
ここは中国に忖度しましたな。
問題は我が国。
岸田さん、自分で決めると言ってたが、どうしますの?
中国からは「日本が信義を示す番だ」と剛速球のけん制球を投げてきましたが。
欧米諸国につくか、中国につくか...
難しい問題です。
というか、オリンピックに政治が介入したらアカンのとちゃいますの?
オリンピック憲章に書いてまへんのか?
国家間の争いを無くすための平和を象徴するスポーツの祭典じゃないの?
え!?
政治とカネにがんじがらめ!?
五輪誘致時の高額接待、スポンサー企業との癒着、多額の放送権料...
オリンピックそのものの存在意義を問われる過渡期にきてるんでしょうか。
サッカーはオリンピックよりもワールドカップ、テニスやゴルフはグランドスラムの4大大会、水泳や柔道も世界大会があるし、野球やバスケット、バレーボールもオリンピックよりも自国のリーグの方に重点を置かれてきている。
開催地もある程度経済面やインフラ面の社会基盤が整った国じゃないと無理だし、オリンピックのために新たに競技場や施設を作っても莫大な維持費がかかって負の遺産になっている。
オリ・パラの開催期間約1ヶ月のためのかかる費用は天文学的数字。
もうどこも「うちでオリンピックやりたいです!」と手を挙げなくなります。
ん?
2030年の冬季オリンピックに札幌市が手を挙げているらしい...
マヂか。
えっ!?
もう既に札幌で内定済みですと!?
開催地選びは、過熱する招致活動が汚職の温床になるとの批判から、2020年の東京五輪を最後に投票制は廃止され、今はIOCの作業部会で決める地味な方式になったとのこと。
2030年冬季に他に手を挙げているのは、アメリカのソルトレイク、スペインのピレネー・バルセロナ、そしてウクライナ、そして札幌の4都市。
ソルトレイクは30年よりも34年に力を入れていて、ウクライナは紛争地帯で非現実的、バルセロナよりも札幌の方がインフラが整っているし、「2020東京のリベンジを札幌で」という雰囲気が高いらしい。
消去法でいくと、なるほどな。
しかし最大の問題は金銭面。
開催には政府の財政保証が不可欠。
何だ!
やっぱり政治とカネじゃないか!!
東京オリンピックの収支決算報告も全くできてない中、国内世論の賛同を得られるかどうかにかかっている。
確かに2030年って9年後だが、その頃には新型コロナのプサイ株、いや、ギリシャ文字を1周、いや、3周くらい回ってラムダⅢ株あたりが流行しているかもしれないしな。
東京に続き札幌も無観客開催だと踏んだり蹴ったり、いや、冬季だけに滑ったり転んだりですよ。
札幌オリンピックに正式に名乗りを上げる(カネを出す)のを決めるのも岸田政権。
岸田さん、色々大変ねぇ。
どうします?
では、修理品のご紹介。
こちら↓
オメガ スピードマスター トリプルカレンダー 自動巻き
大阪府柏原市在住のS様所有。
分解掃除、切換車交換、テンプ調整、パッキン交換、防水検査(日常)を行いました。
2019年6月にタグ・ホイヤーをお預かりしていて、今回が2本目のご依頼。
いつもご贔屓にありがとうございます。
“日付”、“曜日”、“月”を表示するトリプルカレンダー仕様のスピードマスターです。
曜日と月は文字盤12時位置のインサークルの小窓に表示され、日付は文字盤外周の数字をサスマタ状の針が指すポインターデイト機能になっています。
S様大事にお使いくださいませ。
「冬季だけに滑ったり、転んだり」は上手いこと言った、と自画自賛する腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
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