昨日、うちの店に“しねしね団”の団長でもあるAさんが遊びに来てくれました。
以前勤めていた会社で1年間だけ一緒に仕事をしたことがある間柄。
以前と言っても10年以上前の話ですが。
Aさんは1年間だけの契約社員で入ってこられたんですが、同じ高校の先輩(店主より3つ上のお姉さんです)、実家が近いということもあって、Aさんが退職後も仲良くしていただいてました。
その後、私が一時期ある女性と一緒に住んでいたことがあって、Aさんとは疎遠になってしまいました。
仕事も変わり、住む所も変わってしまったので、5~6年は音信不通だったと思います。
が、今年の1月、今宮戎神社(えべっさん)の参拝中に偶然Aさんと再会し、そこからまた時々お誘いの連絡が来るようになりました。
そのAさん、稀代のスウォッチャー(スウォッチマニア)だったこともあり、一緒に仕事をしていた1年間で店主もすっかりスウォッチの虜にさせられました。
当時給料の殆どをスウォッチにつぎ込んで、何度母親に怒られたことか(笑)
母親「お前、腕何本あるんや!アホか! そんなに時計ばっかりいらんやろ!」
それが切欠でこの道に進んだと言っても過言ではない気がします。
そんなAさん、昨日はご自慢のスウォッチグッズを沢山持って来られました。
し、しまった!写真撮るの忘れた!(><)
(Aさんは先日の“しねしねクリスマス会”の写真(12月26日のブログ)の一番左に写ってます)
限定モデルのスウォッチはもちろんのこと、カタログやノベルティのキーホルダー、サイフ、そしてなんと電話機まで。
スウォッチの電話機って初めて見たし(汗)
家の引き出し3段分にビッチリと時計が入ってるそうな...さ、さすがです。
で、ステッカーもらった!
これ↓
こんなに沢山
ありがとうございます。
早速店に貼ります。
前に乗っていたミニ・クーパーは完全にスウォッチのオフィシャルカーか!というくらいステッカー貼りまくってました。
今のワーゲンにも貼ろうか...
ダメだ。
もうそんなことができる歳ではない。
うちの店が終わってから、モール内のお好み焼き屋さんで10時過ぎまでウダウダ喋ってから帰りました。
Aさん、今は京都市内に職場があり、毎日実家の堺から2時間近くかけて通ってらっしゃいます。
ご苦労さんです。
次回、新年会で。
では、修理品のご紹介。
こちら↓
ブレゲ クラシック Ref.5910 自動巻
大阪府豊中市在住のH様所有。
分解掃除、テンプ調整、パッキン交換、防水検査しました。
来ました!
年末特番(?)に相応しい時計、ブレゲです。
世界3大時計ブランドの一角を担う老舗のメーカー。
創業1775年、創業者は「時計の歴史を200年早めた」と言われる天才アブラアン・ルイ・ブレゲ。
ゴングスプリング式のミニッツ・リピーター、衝撃を吸収する装置、ヒゲゼンマイ、スプリットセコンド・クロノグラフ、そして複雑機構の頂点を極めるトゥールビヨンなど、現代の時計にも使われている重要なメカニズムを次々と開発しています。
ブレゲの時計を語る上で欠かすことのできないモデルが“No.160”。
フランス国王ルイ16世の王妃マリー・アントワネットから「金に糸目をつけない最高級の時計」という注文を受け、受注から実に44年後に完成した懐中時計が“No.160”(通称マリーアントワネット)。
永久カレンダー、ミニッツ・リピーター、均時差装置、金属寒暖計など超複雑な機構がギッシリ詰まったフルスケルトンのポケットウォッチは1983年に盗難に遭うが、2007年に発見される。
もしこの時計がオークションにかけられたら、10億円前後の値が付くだろうと予想されています。
(鳩山さんが納めた贈与税額でもまだ買えないし...)
店主が子供の頃、トヨタのCMで「いつかはクラウン」というナレーションがありましたが、時計好きから言わせると
「いつかはブレゲ」に違いありません。
青焼き処理を施した独特なハンド(ブレゲ針)、ブレゲ数字と呼ばれるインデックス形状、文字盤に細かく刻まれたギョーシェ彫りなど、H様の時計にもブレゲの数々のエッセンスが散りばめられています。
正しく家宝となる逸品。
大事にお使い下さいませ。
スウォッチのステッカーをどこに貼ろうかとキョロキョロ見回しているが、小物雑貨が多すぎて貼るスペースがない気がする腕時計修理専門店トゥールビヨンの店内
やっぱり表のガラス面に貼ろう。
というわけで、明日は年内最後の定休日です。
家の大掃除が待ってます。
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