全英オープン、タイガーやりましたね。
谷原秀人も5位と大健闘。前半かなりショットミスをして「あぁ、やっぱりこのまま落ちていくのか」と思っていたら後半粘って持ちこたえました。よくやった!感動した!
タイガーにも“あっぱれ”やってくれ!
話はガラリと変わって、いよいよ稲川淳二の季節到来。
怖い話結構好きです。
中学、高校とホラー映画がブームだったので、その影響があるかもしれない。
とっておきの怖~い話をひとつ。
ある小さな田舎町に5人家族が住んでいました。
おじいさん、おばあさん、そしてその息子夫婦。
夫婦には5歳になる男の子がいましたが、その子は生まれつき声が出ませんでした。夫婦はあちこちの病院に行きましたが、医者は「声帯にも異常は見られませんし、何か精神的なものが原因でしょう」と言います。
度々カウンセリングなども受けましたが、一向に声を発しません。
ほとんど諦めかけていたある夏の日、その子供は家にいたおばあさんの元に歩み寄り「...おばあさん、おばあさん」とつぶやきました。
おばあさんはビックリして「この子がしゃべったよ!」とおじいさんやお母さんの所へ。
その夜は仕事から帰ってきたお父さんも大喜びで一家でお祝いしました。
が、子供は不思議とその後またプッツリと喋らなくなりました。
そして1週間が過ぎ、おばあさんが寝室で首を吊って死んでいるのが発見されました。自殺の原因は不明。
葬儀も終わって一段落つき、周りの風景も夏から秋に変わり始めた頃、子供が庭で草むしりをしていたおじいさんに近づき「...おじいさん、おじいさん」と言いました。おじいさんはビックリして「この子がワシを呼んだよ!」とお母さんに言いました。が、子供が発したのはそれだけ。再び喋らなくなりました。
そして一週間後、おじいさんは庭の片隅でカマで自分の首を切って死んでいました。不可解な自殺が相次ぎ、お父さんとお母さんは子供の呼ぶ声に何か原因があると思うようになりました。
次はどちらが呼ばれるかビクビクしながら2ヶ月が経ちました。
ある冬の寒い日、台所に立っているお母さんの背後から「...お母さん、お母さん」と呼ぶ息子の声が!
お母さんはどうしていいのか訳がわからず、会社のお父さんに電話して「今、この子が私を呼んだの。すぐ帰ってきて!」と言いました。
その夜、お父さんはお母さんに「何があっても大丈夫だから、絶対自殺なんかするな!」とお母さんを元気付けました。
が、一週間後近くの川から遺体となってお母さんが発見されました。
死因は身投げによる水死。
残るはお父さん一人。会社にも出社せず、家に閉じこもりっきりになりました。息子と二人。昼でも頭から布団をかぶり、息を殺す毎日。いつ息子が自分に声をかけるのか。
冬景色からようやく春の訪れが感じられるようになった頃、相変わらず寝室で布団をかぶっているお父さんの所へ息子がそーっと近寄り、お父さんの耳元でついに「...お父さん、お父さん」と言いました。
お父さんは半狂乱になり、「どうして自分がこんな目に合わなければいけないんだ!」と連日泣き叫びました。
そして一週間後...
隣のお父さんが死んでしまいました。
ちょっとチビッてしまった人も腕時計の修理は→トゥールビヨンへ
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