昼行灯(だった)トキの大雑把なひとりごと

クレヨンしんちゃんよりもユルく生きていた(当面過去系)私の備忘録と、大雑把なひとりごと。時々細かく語ることも。

農業:BSEは簡単だ。

2006-04-25 23:59:24 | Weblog
 BSEが心配で、日本は牛を食肉として出荷する前に全頭検査しているよね。それで、アメリカといろいろあったりして、全頭検査じゃなくてもいいとか、いやダメ、とかやってるけど、すごく意味がないと思う。
 だって、牛肉食べなくても、いまの日本じゃ生きていけるじゃない。心配なヒトは食べなきゃいいじゃん。こんなこというと肉牛育ててるヒトとかに文句言われるかもしれないけどさ。
 BSEに起因するvCJDは確かに発症したら怖い病気だし、いかに罹患リスクが少ないといっても、自分がそれに当たりたくはないよね?でもさ、いまは「検出限界」があって、100%の排除がそもそも無理なんだから、「絶対イヤ」なら食べないしかないじゃん、ていうか、食べなきゃ済むんだから、全部検査とかいうよりそのほうが簡単じゃん。
 ある会議で、保健行政関係のヒトが言ってたよ。「アメリカ人はアメリカの牛を気にしないでじゃんじゃん食べてるけど、vCJDのヒトがじゃんじゃん出てたりしないよ。あと、隠してるとか心配するかもしれないけど、向こうのマスコミに隠せるもんじゃないよ」って。そういやそうだよね。アメリカ人って肥満のヒトとか多いけどさ、健康ブームってあの国から来たじゃん。だったらそういう問題に関心あるヒトも多いってことだし、何かあれば騒ぎになるよね。
 あと、BSE牛食べてvCJDになるよりさ、お酒やタバコや食べすぎで成人病になる確率のほうが高いでしょ?そっち改善するのが先じゃない?そっちはよくてこっちはダメなの?なんで?成人病は怖くない?vCJDは怖い?どっちも苦しんで死ぬんだよ?怖いじゃん。
 だからさ、けっきょく「牛に共食いさせてたのが気持ち悪い」んじゃないの?「そんなぶきみなことするからヘンな病気が出るんだ」って。たしかに、そうしなければこんな病気、問題になるほど増えてないんだろうけどさ、原因と結果と予防方法がわかってんだから怖くないじゃん。「牛肉食えなきゃシヌ!」ってほど好き?単純に食う量減らせばリスク減るよ?3ヶ月にいっぺんとかにすりゃいいじゃん。
 なんでもめてるのか、税金使ってるのか、ぜんぜんわからない。えさに肉骨粉まぜるのやめて、特定危険部位の除去だけやればいいんじゃないの?たぶん、それだけでいいよ。

 そうだ、牛肉のかわりに大豆をたべよう。でも外国産は農薬とか遺伝子組み換えとか心配だ。じゃあ国産大豆製品にしよう。でも、食べ過ぎるとイソフラボンが女性ホルモン様の働きをするよ?じゃあ何食べればいいのって?だからさ、バランスよく食べるしかないんだって。
 自分の健康は「誰かに害される以外ない」と思ってない?でも、たいがい害してるのは自分自身だよね。食事でいちばんだいじなのはけっきょく「偏食しない」ことと「食べ過ぎない」ことと「規則正しく食べる」ことでしかないさ。シンプルに行こうよ。考え過ぎはよくない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安全・安心っていうけどさ

2006-04-25 23:58:18 | Weblog
 よく、「安全・安心な農作物」として、無農薬・無化学肥料栽培がもてはやされるけど、これって、第一に「農家」にとって安全なだけだよね。だって、農家は農薬を直接扱うんだから、暴露量はいちばん多くなるじゃない。次に安全・安心になるのは、農地周辺の生き物。もちろん害虫・害獣も含む。最後に消費者だけど、要はごくわずかな残留成分があるかないかで違うだけ。ほとんど変わらないと思う。だって、いまどきの農薬はたいがいすぐ分解されるし、毒性もひところに比べてずいぶん低くなっているし。(過敏症とかのヒトは別ね)
 そうして、農家の皆さんや田畑のいきものたちの「安全・安心」のために、消費者は「無農薬・無化学肥料」を求める。
 ほんとうは、「環境」を買っているんだよ。でも、どれほどのヒトがそう思っているかなぁ?「自分のため」だと思ってない?
 ううん、欲しがるのはいいんだよ。だって、「環境にやさしい」のはホントだもの。素晴らしいことじゃない。でもそれは、「あなたにやさしい」のではないの。これ大事。でも、それをちゃんと分かったうえで、そこにお金を落としてほしい。いま、あなたがそれを食べるときには関係なくても、めぐりめぐってくることだから。
 え?「本当に農家がちゃんと残留しないように農薬を使っているか信用できない」って?じゃあ、あなたが買った無農薬の野菜だってそうじゃない?それに、たとえば無農薬栽培だって、種子の消毒は認められているんだよ?そこまで、ちゃんと調べて買ってる?
 そんなに他人が信用できないなら、自給自足すればいいじゃない。でも、それはイヤなんでしょ?「あれもイヤ、これもイヤ」「リスクは絶対拒否、メリットは最大限享受」なんて、ワガママもいいとこだよ。
 あとさ、無農薬・無化学肥料栽培は、確かにいいこともあるよ。でも、そうすることで、農産物の生産量は確実に落ちる。化学物質(って言い方はヘンなんだけど、あえて解説しないよ)を拒否して、生産量が不足して飢え死にしたら、単なるアホでしょ?それでいいの?ってこと。
 それに、農家のヒトは健康リスクが減る分、労働が大変になる。だって、農薬を使わないってことは、雑草や害虫は手で取ることになるんだから。病気なんて防ぎようがないしさ。それと、病気にかかりにくい農産物は、要するに農薬に相当する成分なり作用を、自前で持ってるってこと。農薬の成分だって、天然物質と同じものを利用しているのが多い。そのへんは、グレガリナさんのHPでも読んで勉強してね。
 結論。だから、結局はバランスで、それなりのリスクを受け入れながら生活するしかないじゃない。がんばったって150歳まで生きられるわけじゃなし。150歳のヨボヨボの人生がいいとも思えないでしょ?トキがいいたいのは、そういうこと。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農業:団塊世代の活用について

2006-04-25 23:52:22 | Weblog
 退職した団塊の世代を、農業者として受け入れようという動きがある。これでも農業者の高齢化は一向に解決しないが、こうできれば面白いと思う。
 農地は、いわゆる農家から離す。いや、持っていてもいいが、農業で食えないヒトや、自作しきれないヒトは、一定の農地を退職団塊世代向けに強制的に貸すようにする。退職者のうち本格志向の者は担い手農家になればいい。そこまで行かないが農業で食いたいヒトは、集団で農業をする。維持管理作業もやる。生態系調査とかだけをやるヒトがいてもいい。収益は労働に応じて分配する。ルールはそれぞれ決めればいい。いわゆる集落営農の団塊世代版だ。10年もするころには、それもリタイアするヒトが出る。そうしたら、新しい退職者を受け入れればいい。べつに、若い就農者を受け入れたってよい。でも、若いヒトは若いヒト同士でもっと収益性なんかを追求すべきだろう。群れるのがいやなヒトは、頑張って単独で担い手になる規模でやるか(難しいと思うけど)、家庭菜園的にやればいい。そして、集落営農はこの型だけでいい。旧来の小規模農家で、採算が取れないヒトは、たぶん集落営農を始めても、採算が取れるようにならない。経営にこだわるヒト、技術にこだわるヒトは、もう自立できている。そうでないヒトは、いくら集まっても、いままでどおりに勝手にやろうとして失敗するだろう。そうじゃないなら、すぐにでも法人化できるはずだ。だから、できないヒトは、いつまで経ってもできない。それが分かりきっているのに、補助金を配る方法を考える必要はないと思う。そういうヒトは、自給分は赤字を出して作ればいいが、ムダな土地はとりあえず貸してもらう。そこで得られる地代を赤字補填にすればいいだろう。
 暴論を承知で言えば、効率的に経営できない農地は、資源の無駄遣いだ。日本農業にそんな余裕はない。農業したくて出来ないヒトを余らせておく余裕もない。なぜ無駄が生じるのかというと、農地と農家の関係が固定しているからだ。だから、この制度のポイントは「農地は農業経営資源として常に活用させるために、所有はさせない」ことにある。そうすれば、農地という経営資源の上を、10年かけて農業者が働き、そして去ってゆく。そこには、次の退職者が農業者としてやってくる。短いサイクルだが、この方法なら農業者はつねに更新される。後継者不足、高齢化の問題はクリアされる
 ただ、そういう退職者を中心としたヒトは、農業はやりたくても、農村の暮らしやしきたりに縛られたくはないだろう。だから、この方法は「オフィス街」のイメージだ。農村は基本的に働く場で、そこで生活し、そこの習慣を受け入れることはもはや必要とされない。つまり、古くからの農村は解体する。それが担っていた機能は、別の方法で代替させる。心理的に抵抗があるヒトや、農村の暮らし、縛りも受け入れるというヒトは、そういうヒトで固まってやればいいし、別に住んだって構わない。そして体に無理がきかなくなったら、都会に戻ればいい。
 農業と農村と農地は、もうばらそう。そのほうがいいよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

職場のことなど

2006-04-25 23:21:38 | Weblog
私の職場、だいたい3年で異動となります。
異動すると、たいてい、それまでと全く関連のない仕事をすることになります。
もちろん、仕事の進め方などのルールは共通ですが、たいていは一から覚えていく必要があります。
現在の仕事に就いて、今年で12年目になります。その間担当したのは、順番に、「農業→税→自然保護→農業」。「農業」は2度目ですが、前回と今回は全く違う内容です。
最初のはどちらかというと土木系。内容はセールスマン。あのころは、気も狂わんばかりの予算があった時代で、ひたすら仕事してました。
いまは御存知のとおり、ひたすら緊縮型です。怒られるかもしれませんが、私の財布も緊縮型です。それでも、量的には当時より余裕があるせいか、色々と見えて来ることがあります。ほんとうは組織として言いたいのですが、そうするにはあまりにも偏りがあるので言えないことなどを、次回から語ってみたいと思います。
なお、「大雑把なひとりごと」ですから、細かい間違いなどは目をつぶってください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜにイチゴ?

2006-04-25 23:06:29 | Weblog
わたくし、オスでございます。かつ、中年でございます。
なのに、ブログ背景がでっかいイチゴです。
なぜかと申しますと、
1)地元名産だから
2)うちのペットの好物だから(毎日食ってる)
なのです。どうか、気になさらないで下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はじめてみました。

2006-04-25 23:00:09 | Weblog
tokisaka006といいます。分かる人には分かる名前です。でも、そっち方面の話は殆ど出ません。
主に仕事にまつわる、組織としては言えないひとりごとをひっそりつぶやく予定です。
趣味の話は別ブログで展開予定ですが、ひょっとしたらこちらにも書くかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする