昼行灯(だった)トキの大雑把なひとりごと

クレヨンしんちゃんよりもユルく生きていた(当面過去系)私の備忘録と、大雑把なひとりごと。時々細かく語ることも。

裁判:学者が学者を訴える

2006-05-19 23:58:10 | Weblog
 仕事で裁判をしたことがあります。そのため、裁判関係のサイトに興味があり、いくつか覗いています。
 面白系では「ネコ裁判」。もう少し堅いのだと「環境ホルモン濫訴事件:中西応援団」
 ・・・と思っていましたが、最近は後者も面白系になりつつあるような気が(そんな裁判で訴えられた中西先生には大変申し訳ない言い方ですが)。
 原告・被告の学問的・社会的背景から、原告が裁判を起こした理由やら、裁判そのものとは別の動機があるのではないか、とか(実際、原告はプレスリリースという形でそのことを表明している・・・というのがそもそもスゴイですが)、サイトの掲示板では様々な議論がなされています。(私も別ハンでちょこちょこっと書き込んで・・・いやいや)
 論点は大体出尽くしたような感もありますが、こちらのサイトで、面白い見方が提示されており、個人的には久々のヒットでした。
 いや、そんなはずはさすがにないでしょうが、何かしら陰謀論を語りたくなってしまうようなモノが、原告側に張り付いているように思えるのも確かです。
 ともあれ、私の見解はこうです。原告はここまで、訴えの事実=名誉毀損があったことを立証できておらず、原告の訴えは失当。ネコ裁判もそうですが、こういうことで裁判を起こされるのは本当にかなわない。

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農業:ポジティブリスト制

2006-05-19 23:50:00 | Weblog
FOOD・SCIENCEは、よく参考にしているサイト。本日は「衛生徒然記」から。
(以下引用)
 “有機”をこれほどまでに“安全”としてまつり上げることに疑問を感じるだけです。
 残留の薬剤は確かに問題とすべきことかもしれません。しかし、薬剤を使用しないことにより間違いなくリスクは発生します。この工場のように虫が発生してしまう、カビが生えるなど、誰でも容易に予測できることです。虫によっては病原菌を媒介するものもあります。カビ毒の問題もあります。これらはひょっとすると、残留薬剤の何倍も何十倍もリスクの高いことなのかもしれません。こうしたリスクも、残留薬剤も、場合によってはコスト高も全く容認しないという考え方は非常に“わがまま”のように思います。(引用ここまで)

 いや、多分、表立って「いいとこ取りしかしません」宣言しているヒトは、消費者レベルではあまりいないと思いますが、結果としての消費行動は、結局そうなっている。
 誰だって損したくないから、仕方ない面もあるでしょう。でも、奇麗事にすぎませんが、「安全」レベルを超える「安心」は、嗜好品にすぎないのですから、それなりの対価を払ってほしい。それをためらわない社会であってほしい。でないと、真面目な生産者が可哀相だと思います。
 あ、とはいっても、上記記事内で言及されている工場は擁護しません、念のため。リスク管理は適切にしないと。

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再び小山田いく

2006-05-19 23:45:24 | Weblog
 私が小山田作品を知ったのは、小学校入学前の「新入生おめでとう会」で配られた「少年チャンピオン」誌です。コドモだったので、二頭身キャラの出てくるマンガばかり繰り返し読んでいました。すなわち「らんぽう」「べにまろ」「すくらっぷ・ブック」です。
 その後、小学3年になり、近所に地域初のコンビニができたとき、「何かマンガを買いたいな」と思い、手に取ったのが「すくらっぷ・ブック」の5巻でした。
 登場人物の感受性の豊かさや博識さは、作者のそれの反映なのでしょうが、小学生のようなビジュアルの中学生の物語は、とてもあたたかく、まぶしく感じられました。季節感、空気感の心地よさとユーモアのバランスの良さが気に入り、本屋やコンビニで見かけるたびに購入し、早々に全巻を揃えました。思えばコレは、最初に全巻コンプリートをなしとげたマンガでした。
 小山田作品がきっかけで出来た友人もいます。彼とは二十代半ば頃まで夜通し語り明かしたりする仲でした。ある種、星のローカス的な関係ですかね。
 しかし、自分が中学生なり高校生なりになって感じたのは、小山田キャラは皆、作品年齢より大人だということ。感性もそれを表現する知識も、とても自分には及びもつかないものでした。
 ホラー作品へのシフトを期に、小山田コレクションはやめましたが、その後、復刊ドットコムでデビュー当時の作品や、コミックス未収作品の多かった衆楽苑のコンプリート版が出版されており、往時のファンの声が大きいのだなぁとうれしく思ったり、つい購入してしまったりしてます。
 しかし、やはり小山田全盛期は、「すくらっぷ」ですよね。続編といっていい「むじな注意報!」でも、「すくらっぷ」ほどキャラが立っていない気がするし(後半はよくなりましたが)。でも、かつての中学生が大人になって再登場するのは、やはりファンとしてはうれしく思います(ビジュアルは・・・レギュラーの秀やん・美幸夫婦はいいのですが、他は・・・)
 「すくらっぷ」は、秋田書店でもオンデマンド再販しているようですが、復刊ドットコムでは、青春モノ新作掲載で再販するとのこと。全巻持っているのですが、どうしたものか・・・。

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