昼行灯(だった)トキの大雑把なひとりごと

クレヨンしんちゃんよりもユルく生きていた(当面過去系)私の備忘録と、大雑把なひとりごと。時々細かく語ることも。

STAP細胞

2014-02-01 15:21:55 | Weblog
STAP細胞研究の小保方晴子博士が「研究活動に支障が出ている」と報道機関にお願い-Yahooニュース

驚きと、若い女性の偉業ということで注目されてしまった件です。
フィギュアスケートだと安藤美姫さんがこういう感じで、本人の望まぬ注目を浴び、苦しんでいました。それと似ています。
自分も、理系女子(天羽優子先生とか)は萌え目線で見てしまいますので、自戒せねばなりません。

ところで私がこのニュースで素晴らしいと思ったのは、発想力です。
小保方リーダーは、生物の体内から幹細胞を取り出すには「操作」が必要で、その「操作」をしないと分離できず、見つからない。
ということは、「操作」が見つけるための手段ではなく、実は幹細胞の発生そのものに関わっているのではないか、と仮説を立てた、とのこと。

今回、酸性の液体に30分という刺激を代表に、外部からのストレスにより分化後の動物体細胞が脱分化するということが証明されました。
つまり小保方リーダーのそもそもの疑問「操作をする」→「分化後の細胞にストレスを与える」→「脱分化が起こる」という可能性を指示する結果が得られた、ということになります。
次は、脱分化が起こる作用機序の解明が待たれることになるでしょう。最初の仮説が当たっていたかどうかは、ここにかかっています。
それとは別に、外部刺激のみで遺伝子操作を施さずに動物細胞の脱分化を誘導できることを発見した、このことの素晴らしさは揺るぎません。
研究に打ち込める環境を早期に取り戻せるよう、お祈りしています。

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