昨日付けの朝日新聞を読んでいたら、こんな記事が。
財政再建途上 どう成長 企業減税さらに推進-尾上財務相-
尾上財務相は企業向け減税に踏み切る意向だ。「~国際競争上、企業がハンディキャップを負わないようにしないといけない」と述べ、企業の減価償却に体する課税制度を見直す方針を明らかにした。
減税規模は初年度だけで約6千億円と見られる。すでに実施されている研究開発・情報技術(IT)減税の約7千億円に匹敵する規模だ。
尾上氏は「長い目で見れば企業活動や経済が活性化され、税収も増える」と強調するが、減税による当面の税収の減少分をどう手当てするのかが問題になる。
小泉政権下の02~06年度の税制改正では、法人課税は1.4兆円の減税、個人所得課税は3.9兆円の大増税だった。それでも経済界には「法人課税の実効税率が他の主要国と比べてまだ高い」として、法人減税を求める声が根強い。
(実際の記事の主要な部分のみ切り出しています)
ああそうですか。期待してませんでしたけどね。
足りない分はまた個人所得課税になるのでしょう。そして企業は国際競争力を維持増進させるとして、労働単価は「国際競争力維持のため」低水準で固定化し、労働者の構造不況が続くと。儲かるのは法人、投資家、起業家だけであると。
これだけ自殺者が増えたりしてもまだ所得再分配問題は手が付けられないんだね。いま必要なのは低所得者の底上げですよ。
企業のリストラが進み、来年から農業者のリストラが始まり、全体的には、要するに人生のリストラが迫られているってことか。
本来は、好況になれば雇用が回復するとともに労働者賃金も上がるだろう、って予測だったんだよね?でも、企業はそんなことはどうやらしそうにない。であれば、やはり税で徴収して再分配するしかないと思うのだがなぁ。正直、バブルの後遺症で傷んだ企業がこうやって再生するのって納得がいかない。実家は貧乏自営業だったけど、バブルの恩恵なんてちっとも受けちゃいない。個人は常に苦しくて、しかもバブルでポカした企業再生の犠牲を強いられて、生きられず死んでいくと。
財政再建途上 どう成長 企業減税さらに推進-尾上財務相-
尾上財務相は企業向け減税に踏み切る意向だ。「~国際競争上、企業がハンディキャップを負わないようにしないといけない」と述べ、企業の減価償却に体する課税制度を見直す方針を明らかにした。
減税規模は初年度だけで約6千億円と見られる。すでに実施されている研究開発・情報技術(IT)減税の約7千億円に匹敵する規模だ。
尾上氏は「長い目で見れば企業活動や経済が活性化され、税収も増える」と強調するが、減税による当面の税収の減少分をどう手当てするのかが問題になる。
小泉政権下の02~06年度の税制改正では、法人課税は1.4兆円の減税、個人所得課税は3.9兆円の大増税だった。それでも経済界には「法人課税の実効税率が他の主要国と比べてまだ高い」として、法人減税を求める声が根強い。
(実際の記事の主要な部分のみ切り出しています)
ああそうですか。期待してませんでしたけどね。
足りない分はまた個人所得課税になるのでしょう。そして企業は国際競争力を維持増進させるとして、労働単価は「国際競争力維持のため」低水準で固定化し、労働者の構造不況が続くと。儲かるのは法人、投資家、起業家だけであると。
これだけ自殺者が増えたりしてもまだ所得再分配問題は手が付けられないんだね。いま必要なのは低所得者の底上げですよ。
企業のリストラが進み、来年から農業者のリストラが始まり、全体的には、要するに人生のリストラが迫られているってことか。
本来は、好況になれば雇用が回復するとともに労働者賃金も上がるだろう、って予測だったんだよね?でも、企業はそんなことはどうやらしそうにない。であれば、やはり税で徴収して再分配するしかないと思うのだがなぁ。正直、バブルの後遺症で傷んだ企業がこうやって再生するのって納得がいかない。実家は貧乏自営業だったけど、バブルの恩恵なんてちっとも受けちゃいない。個人は常に苦しくて、しかもバブルでポカした企業再生の犠牲を強いられて、生きられず死んでいくと。
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