京都競馬場で行われた第41回マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)は、中団後方から直線で一気に突き抜けた団野大成騎手騎乗の4番人気ソウルラッシュ(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)が、中団から脚を伸ばした7番人気エルトンバローズ(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒0(良)。
◎ソウルラッシュが悲願のG1勝ち。今年のメンバーで一番安定感のあったこの馬。前哨戦も2着にまとめ、ここに照準をあわせていました。暮れの香港も選択肢としてはあったでしょうが、すでに6歳。これまでの実績にG1勝ちで箔をつけ、種牡馬の道も開けたことでしょう。まだまだ安定感もあり、来年も現役ならマイル路線を引っ張っていく1頭だと思います。雨が降れば確勝だったと思いましたが、思ったより早い時計の決着になった今回も走りきることができました。2馬身半の圧勝でした。
2着に△エルトンバローズ。この馬にとっては外枠はよかったと思います。かぶせられることもなくいいレースが出来ました。まだ4歳。今後、マイル路線を引っ張っていく1頭になると思います。
3着にウインマーベル。これは買えませんでした。この馬、1400mのスペシャリストで暮れの阪神Cが本命でここは叩きだと思っていましたが、年齢とともに、マイルもこなせるようになったのかもしれませんね・・。スピードがそがれた分、マイルでも対応できたという感じでしょうか・・。この馬にはお世話になっていたので、ここでも買うべきだったなぁ・・。
〇ナミュールはレース後、下馬・・。4コーナーでアクシデントがあったみたいで、何もなければいいですが・・。今回は、致し方ありませんね・・。競馬は何が起こるかわかりませんでしたが、無事、ゴールできただけでもよしとしましょう。
▲ジュンブロッサムはスタートが・・。やはり、関西での戸崎騎手は信頼おけない。来年の安田記念で巻き返しを期待です。
×マテンロウスカイでしたが、やはり、天皇賞・秋組は人気の馬しかこれないかぁ・・。
☆フィアスプライドも対牡馬実績がなければ、牝馬では厳しい結果ということでしょうね。とはいえ、4角からはいい手ごたえだったので期待したのですが。
結果、馬連だけ的中。久しぶりに馬券が当たりました。まぁ、ガミッてますが、この勢いで来週のJCに期待したいです。
~総評~:◎ソウルラッシュが悲願のG1勝ち。今回、マイル実績1番だったこの馬の勝利は必然だったと思われる。今年はBコースだったので、多少時計は速かったが、見事、勝ち切れた。人気のもう1頭ナミュールはアクシデントがあり残念な結果。3着に1400mのスペシャリストのウインマーベル。時計が速かったことで単距離馬のスピードが活きたか3着はエルトンバローズこの馬も今後マイル界を背負う1頭に成長した証を見せた。1番人気のブレイディヴェーグはやはり初マイルに対応できなかったと思われる。このレベルの馬でも初マイルは厳しいと覚えておくべき。そして外国馬のチャリン。引退レースという時点で怪しかったし、やはり東京コースでもない時計の速いコースは香港馬以外の国の馬には日本の馬場の速さには対応できないと思った方がよさそう。
~予想結果~:◎見事、G1初勝利。6歳でも衰えはなかった。来年も期待しても良さそう。〇はアクシデントありで、最下位も無事なら良しとするべき。▲スタートで出遅れがすべて。マイルでの実績は高いし、末脚上位だけに今後も期待できる1頭。△大外枠も2着に好走。もまれない位置でのレースをすればこのくらいは走れるポテンシャルはある。まだ4歳で来年も期待したい1頭。×天皇賞・秋からの参戦で期待も、今年の天皇賞・秋のレベルはイマイチだったか。やはり、そこで5番人気くらいに実力がなければここでも厳しいか。☆東京・中山マイル好走で期待も、対牡馬実績のない牝馬はやはりこのレースでは厳しい。
リニューアル2年目の京都マイルコース。一応、「虎の巻」を追記しておきます。
・まず、年齢制限から。年齢は6歳馬で、それまでに、マイルCSで馬券対象になったことがない馬で、その年重賞未連対馬は消し。7歳以上ならその年、G1勝ちしていない馬は消しです。
・4,5歳馬は、このレース、相性がいいので、どこからでもはいれます。
・3歳馬は、マイル以上のG1連対馬か、古馬混合のG2レースで連対したことのある馬。あと、古馬混合戦1600万クラス以上で、マイル以上のレースをで55kg以上背負って勝った馬なら買ってもいい。(ただし、G1馬以外なら、京都外回りコースでの勝ち鞍は必須)同世代同士より、古馬混合戦での勝利の方が価値がある。
・3歳馬が絡める条件の一つに、時計のかかる馬場とか、やや重以上の悪い馬場の時に絡む可能性はアップする。(軽斤量が影響か?)
・ただ、今年から3歳馬も「57kg」を背負うことになるので、斤量のアドバンテージは少なくなっているので、やはり、対古馬実績を重視するべきか・・。
続いて臨戦過程。
・前走成績で、5着以下の馬で、牡馬57kg、牝馬56kgより斤量が軽かった馬は、消しです(3歳馬はー2kgのアドバンテージあり)。
・前走G1以外の2桁着は消し。ただし、マイル以下ならG1でも消し
・前走重賞以外のレースからの参戦も消し。
・前2走とも2ケタ着馬も×。
・連対馬は、最低3勝は必要。3勝以下の馬は×。あと、前走、1秒以上で負けている馬は、連対できない。
・牝馬の活躍が目立つレースですが、馬券に絡む馬は、G1馬か、2歳戦以外の牡馬混合のオープン以上ののレースで勝ったことのある重賞勝ち馬(マイル以上の重賞勝ち)これ重要!
・富士S組で買えるの1800m以上で実績(勝ちクラか、重賞連対、2000m以上のG1で3着以内の経験のある馬)がある馬じゃないとダメ。
・このレースは、コースは違えど、中山1600mの重賞で、好走した馬が穴をあける。
・京都外回りコースの重賞(マイル以上)2勝以上している馬は、好走する。
・天皇賞・秋から参戦してくる馬は、マイルCSで5番人気以内の馬で、そもそも能力が高い馬。
・リピーターレースになりやすいので、前年の馬券対象馬は、要チェック!これも重要!
・時計が掛る馬場なら、欧州系のノーザン系(サドラー系やデインヒルの血を持つ馬、ハービンジャー産駒)、ミスプロ系(キンカメ)、ロベルト系や外国馬(時計のある馬)が強くて、時計が早い馬場なら、サンデー系(タキオン、ディープなど)が強い。あと、ダートっぽい血統で、持続力がある馬が、穴になる。
・10番人気以下の前走からの距離短縮組は消し。
・中距離から転じてきた馬が来るのは、時計が掛かるような馬場や、雨が降ったり超荒れ馬場などで外が伸びた時に限る
・やや重までなら、内・先行~差しの馬が有利。外枠なら先行馬。
これで来年はバッチリか?!
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