２０２１ G1 朝日杯FS 予想！

２歳チャンピオン決定戦、「朝日杯ＦＳ」

年々、クラシックを目指す中距離馬は、「ホープフルS」に矛先を向けてきているので、こちらは、来年のマイル～短距離界で好走しそうな馬たちの2歳マイル王決定戦的な位置づけが定着し始めてきています。

阪神開催になって７回目、そろそろ傾向もつかめてきたという感じもありますが、早速、「虎の巻」にて、吟味です。

前走ダート戦は消し⇒セッカチケーン、シンリミテスが消し。

１４００ｍ以上の勝ち鞍か、１６００ｍ以上の重賞の連対は絶対条件⇒ヴィアドロローサが消し。

阪神開催になってから、前走、重賞以外のレースからの参戦なら、連対は、おろか、勝ちが必須。さらに、前走、中央競馬場以外のコース（阪神、京都、中山、東京）からの参戦で馬券になった馬はいない。⇒ドーブネが消し。

前走１４００ｍ以下からのレースの参戦で、「京王杯」の馬券対象馬が馬券になっているが、その「京王杯」で馬券になった馬でも、「坂のある１４００ｍ以上のレースでの勝利」のない馬は消し。⇒トウシンマカオが消し。

馬券対象馬は、「中央の競馬場（阪神、京都、東京）での勝ち鞍」があること。⇒アルナシームが消し。

牡馬混合戦での重賞で勝ち鞍のない牝馬は消し。⇒スプリットザシーが消し。

で、残ったのが、「カジュフェイス、セリフォス、オタルエバー、ダノンスコーピオン、プルパレイ、ドウデュース、ジオグリフ、トゥードジボン」の８頭。

ここから３頭消します。「ダノンスコーピオン、ドウデュース、トゥードジボン」前者２頭は、無敗でマイル以上のレースを勝ってきています。最初にも書きましたが、マイル路線とクラシック路線のすみ分けが確立され始めたところに、こういった前走１８００ｍ、しかも、スローペースの少頭数で勝ち上がってきた馬は、多頭数のマイルの流れにはついていけないのではないかと・・という判断です。トゥードジボンは、２戦目の２ケタ着はチグハグな競馬だったので、ノーカンとしましたが、勝ったレースはそれなりの時計ですが、ローテ的には詰まりすぎていて、ここ勝負とは考えられません。８枠も不利ですし、この馬も消しです。

ということで、今回は絞ってこの５頭で勝負です。

◎４セリフォス

○６オタルエバー

▲１カジュフェイス

△８プルパレイ

×１３ジオグリフ

です。

×ジオグリフ。先週のサークルオブライフ同様に札幌２歳のSのレースぶりは圧巻。ノーザン系のパワー型なので洋芝が合ってたとか、相手が弱かったと言われるとそれまでですが、結果次第では、来年超有望株のお手ウマを抱えているルメールがこの馬でNHKマイルを目指すのか？ということも注目です。

△プルパレイ。先週に引き続き、M・デムーロ騎手が新馬から乗り続けている馬。マイル中心に使われて結果もそれなりに出しているのに人気していないのは美味しかと。イスラボニータ産駒なので、まだ、実績がないのでこの人気なのでしょうが、このレースにあってそうな気がしています。

▲カジュフェイス。大穴ですが、今、内が荒れた馬場で外差し傾向になっているのが逆に、この馬にはチャンスだと思っています。スタート速いし、いい馬場を選んで走れば面白いと思うんですよね・・。母父デビルズバックは短距離志向で父エイシンヒカリの血をしっかり引き継いでるこの馬はすんなり先手を獲ったら、あれよ、あれよまである気がしています。

〇オタルリバー。リオンディーズ産駒は、兄弟のエピファネイア同様に早くから走ると思うんですよね・・。ホープフルSがG1に格上げされてから明らかにレースの質が変わってきてると思っています。以前より、スピード重視のレースになり、前走１４００～１６００ｍでＭペース以上で勝ったことのある馬が来るようになったと思っています。この馬と、▲の馬はそれに合致してるので、上位評価しました。ただ、今年は、開催時期が長く、昨年よりも、時計のかかる馬場になっているのはマイナスなんですけどね・・。それでも、狙う価値のある人気ですから大勝負です。

◎セリフォス。まぁ、実績、最上位の無敗馬ですからね。イメージ的には同じ産駒のアドマイヤマーズ。ここはこの馬中心でＯＫかと。

◎○▲△の馬連、◎○▲△×の３連複ボックスで勝負です。

配当的には万馬券もたくさんありますからね・・。来週の有馬記念に弾みをつける意味でも、ここはドカーンと高配当を狙います！